全国の地域伝統芸能が一堂に! 『第16回地域伝統芸能まつり』開催! テーマは、「和(わ)」 ~踊り、祈り、癒し、和む~

一般財団法人地域創造

From: Digital PR Platform

2015-12-16 09:34


地域伝統芸能まつり実行委員会(会長:山折哲雄)および一般財団法人地域創造(理事長:梶田信一郎)は、全国の地域伝統芸能・古典芸能が一堂に会するフェスティバル『第16回地域伝統芸能まつり』を、2016年2月28日(日)にNHKホール  (東京都渋谷区)で開催。同催事の観覧者を募集しています(観覧無料/定員2,500名、応募多数の場合は抽選)。

■観覧無料/はがき、インターネットで観覧者を募集中。
本フェスティバルの観覧をご希望の方は、往復はがきに必要事項[郵便番号・住所・氏名・年代・性別・電話番号・希望人数(2名まで)]を明記の上、当観覧応募事務局までご応募ください。なお、インターネット( (リンク ») )でのご応募も可能です。=応募締切:2016年1月30日(土)必着=

■伝統芸能の継承、地域活性化を目的に毎年開催。
「地域伝統芸能まつり」は、日本各地で脈々と受け継がれてきた祭りや芸能を保存、伝承し、地域活性化を図る取り組みとして、2001年より毎年開催。15年間にわたり全国津々浦々の祭事・芸能162演目を紹介し、延べ約8万名のお客様にご来場いただきました。

■今年度のテーマは「和(わ)」 ~踊り、祈り、癒し、和む~。
16回目となる今回のテーマは「和」。これは、“たくさんの人々が集まり、一つになり、心を合わせ、和やかな時を過ごす”という、私たち日本人が最も大切にしてきたものであり、東日本大震災から5年の節目を前にした今、改めて「和の心」の大切さを問い直す意味も込められています。

■気仙沼市の「唐桑の大漁唄込」など多彩な演目を披露。
地域伝統芸能まつり実行委員会が選出した「御陣乗太鼓」(石川県輪島市)、「大國魂神社の大和舞」(福島県いわき市)、「唐桑の大漁
唄込」(宮城県気仙沼市)、「継ぎ獅子」(愛媛県今治市)、「秩父屋台囃子」(埼玉県秩父市)、「府招の浮立」(佐賀県伊万里市)、「黒石ねぷた祭り」(青森県黒石市)の地域伝統芸能 7演目に加え、テーマに所縁の深い古典芸能として、半能「草紙洗」(宝生流)を実演。実行委員会委員による解説を交えながら、その歴史や地域性などもあわせて紹介します。また、会場内のロビーでは、出演団体の地元の文化・観光をはじめとした地域情報の紹介や、特産品の販売等も行う予定です。


◇『第16回地域伝統芸能まつり』 開催概要
■テーマ: 「和(わ)」 ~踊り、祈り、癒し、和む~
■日 時: 2016年2月28日(日) 14:30開演(13:30開場)
■会 場: NHKホール(東京都渋谷区神南2-2-1)
■主 催: 地域伝統芸能まつり実行委員会/一般財団法人地域創造
【地域伝統芸能まつり実行委員会】 ※50音順
 安齋尚志(日本放送協会 理事 兼放送総局副総局長)
 梅原猛(国際日本文化研究センター 顧問)
 梶田信一郎(一般財団法人地域創造 理事長)
 鎌田東二(京都大学こころの未来研究センター 教授)
 香山充弘(学校法人自治医科大学 理事長)
 佐藤文俊(総務省 総務審議官)
 下重暁子(作家)
 田村孝子(公益財団法人全国公立文化施設協会 副会長)
 山折哲雄(国際日本文化研究センター 名誉教授)
 山本容子(銅版画家)
■後 援: 総務省/文化庁/観光庁/NHK
■協 力: 全日本空輸株式会社/日通旅行株式会社
■入場料: 無料(応募当選者)
■定 員: 2,500名
■応募方法: 「はがき」または「インターネット」による
【はがきの場合】
往復はがきに、(1)郵便番号 (2)住所 (3)氏名 (4)年代 (5)性別 (6)電話番号 (7)観覧希望人数(本人含む2名まで)を明記の上、下記宛先までご応募ください。
 *未就学児も1名とします。
 *返信はがきには、自分(応募者ご本人)宛の住所・氏名をご記入ください。
  <応募先>〒150-0047 東京都渋谷区神山町5-5 NRビル5F 「地域伝統芸能まつり」観覧応募事務局 DP係

【インターネットの場合】
 募集サイト「 (リンク ») 」よりご応募ください。
※当選者のみに入場整理券をお送りします。メールによる返信はございません。
◎ご応募いただいたお客様の個人情報は、本フェスティバルの抽選、当・落選告知および個人を特定しない統計資料の作成の目的で使用させていただきます。また、お客様の事前の承諾なく個人情報を業務委託先以外の第三者に開示・漏洩しません。

■応募締切: 2016年1月30日(土)必着 
※当選者の発表は、入場整理券(返信はがき)の発送をもって代えさせていただきます。

■プログラム(予定):
1. 御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)<石川県輪島市>
2. 大國魂神社の大和舞(おおくにたまじんじゃのやまとまい)<福島県いわき市>
3. 唐桑の大漁唄込(からくわのたいりょううたいこみ)<宮城県気仙沼市>
4. 継ぎ獅子(つぎじし)<愛媛県今治市>
5. 半能 「草紙洗(そうしあらい)」(宝生流)<出演:宝生和英 他>
6. 秩父屋台囃子(ちちぶやたいばやし)<埼玉県秩父市>
7. 府招の浮立(ふまねきのふりゅう)<佐賀県伊万里市>
8. 黒石ねぷた祭り(くろいしねぷたまつり)<青森県黒石市>


◇『第16回地域伝統芸能まつり』各演目の紹介

=地域伝統芸能=

◆御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)[石川県・輪島市]
天正4(1576)年、越後の上杉謙信は七尾城を攻略。その余勢をかって奥能登に駒を進め、翌年、破竹の勢いで名舟村へ押し寄せてきました。武器らしいものがない村の人達は、村の古老の指図に従い、樹の皮をもって仮面を作り、海草を頭髪とし、太鼓を打ちならしつつ上杉勢に逆襲、戦いを勝利に導いたといわれています。はじめはゆっくり、次にやや早く、最後はもっとも早く、序・破・急の三段で打ち、面に応じた芸や見得を切る勇壮な姿。面に応じ、個性を生かした芸を入れるのが御陣乗太鼓の見どころであり、聞きどころです。

◆大國魂神社の大和舞(おおくにたまじんじゃのやまとまい)[福島県・いわき市]
いわき市平菅波の延喜式内大國魂神社に伝わる出雲流神楽で、一般には「大和舞」と呼ばれています。その伝来は明らかではありませんが、江戸時代中期、享保年間にはすでにこの地で演じられていたといわれます。昭和27年以後、一時中断しますが、昭和59年秋に再興の話しが起こり、翌60年5月4日、30数年ぶりで奉納され、復活しました。舞は、「三番叟」「三本剣」「猿田彦舞」「恵比寿舞」「大黒舞」「天の岩戸舞」「天宇受売(あめのうずめ)」の7座が今に伝えられており、いわきで最も古い歴史を持つ芸能とされています。

◆唐桑の大漁唄込(からくわのたいりょううたいこみ)[宮城県・気仙沼市]
「大漁唄込」は、唐桑の海に生きる人々が暮らしの節目に唄い継いできた祝い歌で、300年を超える歴史があるといわれています。通信手段のない時代に、入港の際あるいはその直前から唄い始め、陸で待つ家族の元へ大漁の喜びをいち早く知らせ、水揚げ支度を促す伝達手段も果たしたといわれます。鮪立・崎浜の両保存会が伝承してきましたが、東日本大震災の津波により鮪立大漁唄込保存会の大漁看絆の多くを流失。一時は活動を中止していましたが、平成24年12月8日、鮪立・崎浜大漁唄込保存会による「大漁唄込み復活祭」をきっかけに活動を再開しました。

◆継ぎ獅子(つぎじし)[愛媛県・今治市]
今治市の各地に伝承される「継ぎ獅子」は、一説では伊勢神宮に伝わる「代々神楽」の流れを  汲み、江戸時代後期に今治市鳥生に伝えられたのがはじまりで、後に近隣各地へ広がったと伝えられています。伊勢では二継ぎであった継ぎ獅子は、当地方では神様に少しでも近づくために、また稲が天まで伸びるほどの五穀豊穣を祈願するために高く継がれ、現在の四段・五段の形式となりました。時に危険を伴い、何よりもチームワークが大切な継ぎ獅子は、氏子の心を一つにして氏神様を奉らんとするもので、このような高さは全国的に見ても貴重な芸能となっています。

◆秩父屋台囃子(ちちぶやたいばやし)[埼玉県・秩父市]
毎年12月3日を中心に行われる「秩父夜祭」として知られる秩父神社の例大祭において奉曳される豪華絢爛な笠鉾・屋台の内部において演奏されるお囃子です。この祭りは、江戸時代の寛文年間(1661~72年)にはすでに行われていた記録があり、江戸時代の絹大市の最終を飾る一大行事として発展しました。囃子は大太鼓1、数個の小太鼓、鉦と笛で構成され、屋台が動く際には大太鼓を中心に渾身の力を振りしぼって打ち鳴らし、また街角を廻る際には小太鼓のみによる巧みで小刻みな叩き方をする という特殊な打法を用いて屋台を導いていきます。

◆府招の浮立(ふまねきのふりゅう)[佐賀県・伊万里市]
九州北部には浮立と称される風流系の芸能が各地に伝承されていますが、佐賀県伊万里市の府招の浮立は、踊りを中心とした華麗なもので舞浮立の代表的なものです。由来や来歴は明らかではありませんが、府招の浮立で使用する鉦に文政5(1822)年や嘉永6(1853)年の銘があり、江戸時代からの伝承がうかがわれます。現在は毎年10月第2日曜日に、秋の収穫時の豊年感謝の意を込めて愛宕権現社の秋祭りにおいて奉納されていますが、当地に伝わる記録では、かつては雨乞・晴天祈願、疫病退散などのために必要に応じて随時演じられていたとされています。

◆黒石ねぷた祭り(くろいしねぷたまつり)[青森県・黒石市]
黒石ねぷた祭りは、江戸時代中期に書かれた「分銅組若者日記」によると、すでに 250年以上前から行われており、人形ねぷたと扇ねぷたの両方が共存してきました。人形ねぷたは、五段で構成される美しい高欄が唯一の特徴で、繊細かつ色彩も鮮やか、華麗で勇壮な造形美を誇ります。扇ねぷたは、鮮やかな色彩で精巧に描きこまれ見送り袖絵も独特な構図をもちます。お囃子は、「進め」「止まれ」「戻り」を笛・太鼓・鉦で奏で、掛け声も「やーれやーれや」と黒石独自です。次世代を担う子供たちへ伝統文化の継承と健全育成のため、囃子の演奏や綱を引くのも子供たちが中心です。

=古典芸能=

◆半能「草紙洗(そうしあらい)」(宝生流)
宮中歌合せの場で、小野小町の相手に決まったのは大伴黒主です。分が悪い黒主は歌合せ前日、小町の屋敷で歌を盗み聞きして万葉の草紙にその歌を書き加えておきます。 歌合せ当日、小町の歌は帝の絶賛を受けますが、黒主が草紙を証拠に古歌だと抗議します。窮地に立った小町でしたが、草紙を水で洗うと小町の歌は消え、古歌の疑いが晴れます。面目をなくした黒主は自害をはかろうとしますが、小町の取りなしで赦され、小町は和解の舞を舞うのでした。
今回は能の後半部分、草紙を水で洗うシーンからの上演です。
出演: シテ 宝生和英/ワキ 福王和幸 ほか


◇『第16回地域伝統芸能まつり』開催にあたって
地域伝統芸能まつり実行委員会 会長 山折哲雄
「地域伝統芸能まつり」は、日本各地の人々により脈々と受け継がれてきた祭事や芸能を保存、継承し、併せて地域の活性化をはかる取り組みです。伝統ある祭事や古典芸能が一堂に会し、個性を競い合う新しい“祭”が、日本文化の素晴らしさを再発見し、郷土を慈しむ気持ちを育む契機となることを願っています。
16回目となる今回のテーマは「和」。たくさんの人々が集まり、一つになり、心を合わせ、なごやかな時を過ごす。祭りを守り、支え続けてきたのは、私たち日本人が一番大切にしてきた「和の心」でした。今回も、全国各地から選出された多彩な演目をお楽しみいただき、その歴史や地域性の一端にも触れていただきたいと思っています。


◇一般財団法人地域創造について
一般財団法人地域創造は、文化・芸術の振興による創造性豊かな地域づくりを目的として、全国の地方団体等の出捐により1994年に設立されました。
財団事業として、地域における文化・芸術活動を担う人材の育成や、公立文化施設の活性化を図るための各種支援事業(音楽・ダンス・演劇・邦楽・美術・助成)など、多彩なプログラムを実施しています。


【一般の皆様からのお問い合わせ先】
ハローダイヤル 03-5777-8600(全日8:00~22:00)
【地域伝統芸能まつりホームページ】
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