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【ロスアルトス(米カリフォルニア州)2015年12月17日PR Newswire=共同通信JBN】
*Aferoが事実上、全産業のスマート製品製造用ハード/ソフトウエア・ニーズ対応のIoTプラットフォームを構築
出身の熟練エンジニア集団から成り立つAferoは17日、ホーム内外のインターネット・オブ・シングス(IoT)に高水準のコネクティビティーとセキュリティーをもたらすプラットフォーム、Afero ( (リンク ») )を発表した。Google Androidの元エンジニアリングディレクターで(T-Mobile Sidekickスマートフォンのメーカーでマイクロソフトに買収された)Dangerの共同創設者、ジョー・ブリット氏率いるAferoチームはほぼ2年を費やし、IoTコネクティビティー、データ分析用の統合ハードウエア、ソフトウエア、クラウドサービスを含むプラットフォームを開発した。同社はいま一般向けに公開し、村田製作所( (リンク ») )、バンダイナムコスタジオ( (リンク ») )インフォコム( (リンク ») )とのコラボレーションを発表した。
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Aferoのジョー・ブリット最高経営責任者(CEO)は「2016年がホームだけでなく世界とつながり始める年になると確信している。数十億の人々に届く製品とサービスに新たなインテリジェンスを加えれば、想像を絶するような形で生活が変わる。しかし、われわれがその地点まで安全に行けるように、洗練され包括的かつセキュアなプラットフォームが必要だ。それこそAferoがつくり上げたものである」と語った。
▽IoTコネクテッド製品の実現化を加速
Aferoは事実上、全産業・全製品向けのスマート機能を解き放つセキュアなエンドツーエンドのIoTプラットフォームである。このプラットフォームはセキュアなBluetooth(R)Smartモジュール、スケーラブルなクラウドサービス、モバイルアプリ、各種開発ツールを組み込んでいる。AferoはIoT開発の複雑性を軽減し、デバイスとクラウド間にセキュアな接続をもたらし、企業やデベロッパーが急成長市場により速くイノベーションを提供できるようにする。
インターネット・オブ・シングスは次の産業革命と呼ばれ、企業、政府、一般人が現実世界と交流する方法を根底から変える可能性がある。2020年までに、500億から1000億のコネクテッドデバイス( (リンク ») )ができると予測されている。このスマートデバイスの激増は、企業が人々の生活を向上させる画期的製品をつくりだす一方、業界が分裂してセキュリティーリスクにさらされる新たな可能性を生み出す。
セキュリティーはAfero創業の主な誘発要因であり、プラットフォームのアーキテクチャー全体に深く織り込まれている。チームは先進的な特許出願中の認証、暗号化テクノロジーを開発し、プラットフォーム上のどのデバイスやゲートウエーからも有害なデータアクセスができないようにしている。
Aferoはすべてのコネクテッドデバイス用に、以下主要3タッチポイントのコネクティビティーとセキュリティーを結び付けている。
1.エンベデッド、セキュアなラジオモジュールの製品
2.アプリレベルの監視・管理ができるモバイルフォン
3.ウェブAPIs経由のクラウド
この完全なプラットフォームは、通常ソフトウエア開発とテストが必要とする投資を最小限に抑えながら、セキュアでスケーラブルなソリューションを確保するコネクテッドデバイスの開発を加速する。
これまで、さまざまな産業に及ぶ世界の大企業の一部はクラウドコネクテッド製品・サービスを製造するためにAferoを選択した。現在のパートナーは世界最大級の玩具、ビデオゲーム・メーカーのバンダイナムコスタジオ、ヘルスケアITシステムと運営管理サービスの大手インフォコムが含まれている。
インフォコムの竹原教博CEOは「すべてのIoTプラットフォームの中からAferoを選択したのは、現存する最も堅固かつセキュアで信頼できるインフラストラクチャーだからである。われわれはこのプラットフォームを利用して、いかにIoTテクノロジーの実行およびヘルスケアシステムへのアクセスを改善できるか期待している」と語った。
また、Aferoはサムスン、Appleなどの企業向け電子部品の設計・製造の世界的大手、村田製作所とも協力し、セキュアなBluetooth(R)SmartモジュールであるAfero ASR-1モジュールを製造している。
Aferoはほかのインターネット・オブ・シングス・プラットフォームとは違って専業で、パートナーと競合する製品は製造していない。このため、このプラットフォームは非依存型ではあるが、世界でもっともスマートなものにつながる包括的なエコシステムにとどまる。
Aferoチームは何十年にもわたり、Apple、Google、Nest、Amazon、Netflix、Twitter、マイクロソフトなど世界有数の革新的な場で働いてきた。彼らはAferoで力を合わせ、個人デベロッパーから大企業までだれにでもインターネット・オブ・シングスを迅速かつ簡便に利用する能力を提供する。パートナーがもっとも大切にする製品・サービスの製造に集中できるようにするためである。
AferoとそのIoTプラットフォーム・ソリューションに関する詳しい情報は以下を参照。
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▽Aferoについて
Google、Apple、Nest、Amazon、Twitter、Netflixのモバイルおよびハードウエア設計開発に熟練したエンジニア集団が創設したAferoは、全産業のクラウド接続デバイス向けの包括的でセキュアなプラットフォームを開発する。Aferoのターンキー・アーキテクチャーは、企業やデベロッパーが迅速にコネクテッドデバイスのプロトタイプを製造し、データの有効活用が実現できるセキュアなBluetooth(R)Smartモジュール、スケーラブルなクラウドサービス、各種開発ツールを組み込んでいる。Aferoは手持ちのスマートデバイスをつないで、それが一体化し作動する。Aferoは起業家および企業に向けて、人々が相互、また周辺のすべて(機器)とのコミュニケーションを向上する技術革新を目指す。
ソース:Afero
▽問い合わせ先
Afero, Israel Hernandez, Abbie Havern - VSC for Afero,
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