GENIVIがCES 2016でコネクテッド・カー・テクノロジーを紹介

GENIVIアライアンス

From: 共同通信PRワイヤー

2015-12-22 15:05

GENIVIがCES 2016でコネクテッド・カー・テクノロジーを紹介

AsiaNet 62938(1666)

【サンラモン(米カリフォルニア州)2015年12月22日PR Newswire=共同通信JBN】
*アライアンスがコンシューマー・テレマティクス・ショーの基調演説、CESのパネル討論、トランプ・インターナショナル・ホテルで開催の第5回メンバーショーケースでGENIVIの「cars on the road」を披露

規格化されたオープンソース車載インフォテインメント(IVI)ソフトウエアの広範な採用を促進する自動車業界団体、GENIVIアライアンス( (リンク ») )は、ラスベガスで1月5日から7日まで開催されるCES 2016( (リンク ») )期間中の一連の業界イベントを通じて、最新のコネクテッド・カー・テクノロジーを紹介する。

GENIVIアライアンスの会長兼ジャガー・ランドローバー(JLR)未来インフォテインメント本部長のマット・ジョーンズ氏が1月5日、リオ・ラスベガスでのコンシューマー・テレマティクス・ショー( (リンク ») )の基調講演でこのイベントをキックオフする。ジョーンズ氏は講演で、JLRおよびGENIVIアライアンス加盟社の努力がコネクテッド・カーばかりか、未来プレーヤーのエコシステム開拓も先導している現況について論じる。

GENIVIはSAEインターナショナルと提携し、CES 初日の1月6日午前、タイムリーなサイバーセキュリティーのテーマを中心に2つのパネル討論をリードする。CESの「Connect2Vehicle」( (リンク ») )トラックの一部として、第1パネル「Connected Cars - A Landscape Fraught with Peril(危険に満ちた光景のコネクテッド・カー)」は、コネクテッド・カーがいかにサイバー犯罪の主要な標的になっているかを探り、高度に接続された現代の車両の増大する課題と脅威に取り組む。第2パネル「Automotive Security Solutions - Full of Promise(前途有望な自動車セキュリティー・ソリューション-)」は、より安全かつセキュアな自動車および運転体験を提供できる既存・新興テクノロジーについて討議する。

GENIVIは1月6、7の両日、トランプ・インターナショナル・ホテルに世界中の利害関係者を迎えて5年連続で、GENIVI CES 2016デモンストレーション・ショーケース( (リンク ») )を開催する。25社を超える加盟社は、大手IVIサプライヤーによる市販製品の広範なGENIVIテクノロジー採用を展示する。

▽GENIVIは世界の「on the road」カーの継続的採用を享受
自動車メーカーがGENIVI提供品の技術・経済価値を確信するに伴い、グローバルOEMのGENIVI製品に対する関心および採用が急成長している。GENIVIテクノロジーのLinuxベースIVIシステムは現在、BMW、ヒュンダイ、ジャガー・ランドローバー、スズキ、ボルボなど5大陸の自動車に採用され、2016年にはさらにOEM2社が導入する予定である。

グローバルOEMメンバーも増加している。中国のGreat Wall Motors(長城汽車)と台湾のChina Motor Corporation(中華汽車)が最近アライアンスに加わり、OEMメンバーは14社になった。

▽GENIVIがオンラインでソリューション・カタログを公開
GENIVIがLinuxおよびオープンソースのソフトウエアを商用IVIソリューションの代替要素として導入して数年が経過、市場はGENIVIソリューションを使用するIVI製品およびサービスを広範に活用してきた。その結果、GENIVIはオンラインのソリューション・カタログ( (リンク ») )を作り、世界のあらゆる主要自動車生産地域にある多数のサプライヤーから入手できる多くの製品およびサービスに関する情報を自動車メーカーおよびそのサプライヤーに提供している。GENEVIソリューションのカテゴリーは完全な「ブラックボックス」またはカスタマイズされたソリューションからオペレーティングシステム・プラットフォームや個々のIVIソフトウエア・コンポーネントにまでわたる。

▽コネクテッド車両の中核を占めるGENIVI
GENIVIのLinuxをベースにした「オープン」技術がコネクテッド車両の中核を占めことに伴い、アライアンスは真のコネクテッド車両の可能性はコネクティビティーだけでなく、自動車・その他のデバイス、サービス、その他の自動車との間で容易で確実、かつ安全な方法によるデータ交換に依存していることに気付いた。その結果、GENIVIはRemote Vehicle Interaction (RVI) Expert Groupを結成、このオープンソース技術を向上させ、GENIVIのステークホルダーおよびコントリビューターの幅広い基盤へのアクセスを拡大した。

このグループは、RVIがコネクテッド車両プロジェクトにとって安全で信頼性があり、かつ実証済みの技術選択肢であると自動車業界に受け入れられることを目標に掲げ、オープンソース技術を疎結合のピアツーピア・ネットワークにおいて認証、許可、検索、サービス間のデータ交換に対処できるよう拡大させている。RVI技術は、遠隔データロギング、セキュアなソフトウエア・オーバー・ジ・エアー(OTA)アップデート、室温調節などの特定の車載機能のスマートフォン・アプリ・コントロールを含め、コネクテッド車両には不可欠である。

▽GENIVIは再利用可能なソフトウエアをイノベーションのプラットフォームへ拡張
GENIVIは2015年前半、初めてのGENIVI Demo Platform(GDP)を公開、このプラットフォームはGENIVIのソフトウエアおよび設計を具体的かつライブで技術実証ができる。これはスターターキットとして入手可能で、より幅広い技術コミュニティーが一般的に取得し、カスタマイズできる。

次世代のGDPは、「オープン」で開発され2016年にリリース予定。現行のGDPで利用可能な機能に加え、RVIとSOTAソリューションおよびツール、プラットフォーム・イメージの継続アップデート、個別のコンポーネントなどの多数のコネクティビティー・オプションを備え、ワールドクラスの納入および「着手する」経験(ソフトウエア、ハードウエア双方)を提供する。

新たなGENIVI GDPが完成すれば、開発者がイノベーションや将来展望をそれぞれの経営陣に説明する際の事実上のプラットフォームになるだけでなく、IVIエコシステムにおけるエンジニアリング・イノベーションの重要な促進役を担うことになる。

▽GENIVIアライアンスについて
GENIVIアライアンスは、規格化されたオープンソース車載インフォテインメント(IVI)ソフトウエアの広範な採用の促進に専念する非営利業界団体である。GENIVIの業務は開発サイクルの短縮、製品化までの時間の短縮、IVI装置およびソフトウエアを開発する企業のコスト軽減をもたらす。GENIVIは150社以上の会員企業で構成されており、本部はカリフォルニア州サンラモンにある。詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。

▽報道関係問い合わせ先
GENIVI Alliance:
Craig Miner
+1 248.840.8368
cminer@quell.com

ソース:GENIVI Alliance


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