J-link liteは、特定ボードコンピュータ(主に、評価ボード)のオプションとして含むことを目的とした製造メーカ向けの販売製品です。評価ボードのなかで、ARM Cortex-M向け JTAG/SWDデバッグブローブをキットのなかに入れたいという半導体メーカやボードコンピュータ会社を販売のターゲットとしております。
一般の方が評価ボードを購入したときに、評価キットのなかに、J-link liteが含まれており、重宝しているというご意見を多く頂いております。そのため、J-link liteのみを追加でほしいという問い合わせを多く頂きます。あくまで、J-link liteは単体で販売する製品ではなく、半導体メーカおよびボードコンピュータベンダから供給される特定ハードウエア向けのオプションとして、バンドルされる製品です。単体販売は一切行っておりません。
J-link liteは、通常のJ-linkと同様の機能を有しており、 JTAG/SWDデバッグオプションとして利用可能です。
◆お貸出し製品シリーズ
・ J-Link Lite CortexM-9(9ピン)
・ J-Link Lite CortexM-19(19ピン)
◆J-link liteソフトウエアについて
J-link同様、J-link liteは、有料のソフトウエア(1)無制限Flashブレイクポイント(2)J-Flash(Flashプログラミングツール)、(3)RDI/RDDI(メジャーな統合開発環境デバッグへの対応プログラム。例えば、IAR Embedded Workbench for ARM、 ARM Developer Situe(ADS) 、 GreenHills(GHS) Multiなど)を試すことができます。また、無償ソフトウエアとして、メモリーやシステム状態を分析できるツールが用意されております。
さらに、J-linkの標準オリジナル統合開発環境Segger Embedded Studioは、プリビルドされたCおよびC++、GCCおよびLLVMとClangコンパイラがプラグインされています。組み込み向けのANSIおよびISO Cに準拠したCライブラリ、STL(標準テンプレイト・ライブラリ)やRTTI(実行型情報)、例外処理に対応したC++ライブラリが付属されております。さらに、Segger独自にリアルタイムOSのデバッグ用ツールとして活用できます。
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【Segger J-linkとJ-link liteとは】
J-linkとJ-link liteは、マイコンとホストPCを接続するためのインサーキットエミュレータです。多くのメジャーなIDE(統合開発環境)、例えば、IAR Embedded Workbench、Atollic TureStiduo、Keil μVision、フリースケールセミコンダクタ製Kinetis Design Studioなどの統合開発環境がカバーされています。最近は、J-linkとのシームレス統合開発環境Segger Emebedded Studioがサポートされています。そのため、SEGGERマイクロコントローラ社では、インサーキットエミュレータという言い方ではなく、デバッグブローブと表現をしております。
以上
【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
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