2015年4月に開設した龍谷大学国際学部グローバルスタディーズ学科では、1年次に、少人数クラスで週8回~10回の徹底した英語運用能力を高める教育をおこなっている。教員の熱心な指導の下、学生たちは授業やキャンパス内での自主学習で語学力を上げる努力をしてきた結果、4月1日の入学時点と2016年1月までに提出のあったTOEICスコア結果と比較し、わずか10か月で平均174点上昇した。(前回の報告:5カ月で平均132点上昇)
2015年4月に開設した龍谷大学国際学部グローバルスタディーズ学科では、1年次(前期・後期)に、15人程度の少人数クラスで週8回~10回(週12~15時間/年間360~450時間)の徹底した英語運用能力を高める教育をおこなっている。教員の熱心な指導の下、学生たちは授業やキャンパス内での自主学習にて語学力を上げる努力をしてきた。
その成果については2015年9月にも報告した(9月までで平均132点上昇)が、今回は、2016年1月までに学生から提出があったスコアの集計結果についてお伝えする。
「4月1日の入学時点と2016年1月までに提出のあったTOEICスコア結果と比較し、平均で174点上昇」
本結果の特筆すべきところは、一部の優秀な学生の平均値を集計したものではなく、学科生全員の平均スコアであることである。本学科の卒業要件であるTOEIC730点を既にクリアしている学生も17名(2015年4月 0名→9月 9名→2016年1月 17名)に増加した。なお、最もスコアが伸びた学生は4月が330点で現在が840点(510点のアップ)である。
<学生コメント>
「5月ぐらいに、英語のスコアを基にした先生との面談があり、それを機に教員に英語の勉強方法について頻繁に相談をするようになりました。そのアドバイスどおりにこなしていくと、6月のテストでは615点を取ることができました。並行してアドバイスを貰った他の方法も毎日30分は行いました。その方法は英語を話す力の向上にも繋がっており、今も続けています。これらの成果もあり840点が取れたと思います。今後は英語力を身につけるのはもちろんですが、もっと学識を深めていきたいと思っています。英語はtoolなので、話す中身は自分で考えることが必要です。TOEICで高い点数を取っていても、先生から勧められた外書の専門書はまだまだ難しいと感じます。アカデミックな内容を英語でこなせるような本当の力を身につけ、これからの留学に備えたいと思います。留学先であるUCバークレーでは、ディスカッションが沢山あると聞いているので、どんなことを議論するのか、今からとても楽しみです。『あいつ英語はうまくないけど言ってる事はスゴイな』と一目おかれるような存在を目指したいです」。
龍谷大学国際学部では、今後もTOEICの平均スコア等のデータを一定期間毎に公開していく。
また、グローバルスタディーズ学科の学生は2年次から全員が必修となっている提携留学(交換留学含む)を行う。これらの留学に関する情報や現地での留学生活の状況を随時公開していく。
引き続き、グローバルスタディーズ学科生の成長にご注目いただきたい。
●4月1日の入学時点と2016年1月までに提出のあったTOEICスコア結果の分析結果
2015年4月:平均438点
2015年9月:平均570点
↓
2016年1月現在:平均612点(平均で174点のアップ)
<参考:2015年度新入社員34085人のTOEIC平均点は494点(TOEICニュースレターより)>
(リンク »)
●グローバルスタディーズ学科 英語運用能力測定テストの基準スコアについて
(リンク »)
●英語運用能力テスト 結果
(リンク »)
▼本件に関するお問い合わせ先
龍谷大学国際学部教務課 中島
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Mail: kouhou@ad.ryukoku.ac.jp
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