このプレスリリースは、2016年2月17日(米国東部時間)に発表されたプレスリリースの抄訳です。全文(英語)は、以下のURLでご覧になれます。
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アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は、2016年度第1四半期(2016年1月30日終了)決算を2月17日(米国東部時間)に発表しました。
アナログ・デバイセズ社の社長兼CEOのヴィンセント・ロウチ(Vincent Roche)は、次のように述べています。「第1四半期は、地域別マクロ経済不均衡による不安定な世界経済、およびこれを受けコンスーマ市場が著しく低迷した環境下にあったものの、当社の産業、オートモーティブ、通信インフラ市場向け企業間取引(B2B)事業は柔軟な対応力を示しました。さらに、配当金および自社株買い戻しを通じてフリーキャッシュフローの131%に相当する257百万米ドルを株主の皆様に還元することができました。主として季節要因による受注の変動に伴って、B2B市場における第2四半期の売上高は当期に引き続き1ケタ台中盤から後半の伸びを見込んでおり、弱含みに推移することが予想されるポータブル・コンスーマ市場を相殺する見通しです。第2四半期の総売上高の伸びは、当期比-2%から4%の範囲を見込んでいます。」
2016年度第1四半期決算
売上高:総売上高は769百万米ドル、直前期比21%減、前年同期同様
産業、オートモーティブ、通信インフラ分野等B2B市場における売上高:644百万米ドル、直前期比3%減、前年同期比5%減
売上高総利益率:GAAPベースでは62.0%、非GAAPベースでは62.2%
営業利益率:GAAPベースでは25.3%、非GAAPベースでは27.8%
希薄化後1株当り利益:GAAPベースでは0.52米ドル、非GAAPベースでは0.56米ドル
2016年度第1四半期ならびに前四半期と前年同期の売上高と利益の概要、貸借対照表の抜粋、およびキャッシュフロー計算書は英文の決算情報の表をご覧ください。マーケット別売上高の詳細は表D(Schedules D)をご参照ください。直前期の詳細な決算情報については以下をご覧ください。
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配当金を1株あたり2セント引き上げ、株式買い戻しを10億米ドルに拡大
アナログ・デバイセズ社はまた、2016年2月16日に、取締役会が当四半期の配当金を発行済み普通株1株当り0.40米ドルから2セント引き上げて0.42米ドルに決定したと発表しました。この配当金は、2016年2月26日の業務終了時点でのすべての登録株主に対して2016年3月8日に支払われます。
さらに取締役会は株式買い戻し承認額を10億米ドルに引き上げることも承認しました。
詳細な決算情報については、アナログ・デバイセズ社のウェブサイトの財務プレスリリースのページをご参照ください。
財務プレスリリース(英語): (リンク »)
2016年度第2四半期の見通し
以下の記載は現時点での予想に基づくものであり、GAAPベースおよび非GAAPベースでの数値を示したものです。これらの記載は将来予想に基づく表明であり、実際の結果は英文リリース末尾に記載された重要事項、ならびにその他の要因に基づき大幅に異なったものとなる場合があります。以下の記載はアナログ・デバイセズ社の以前のプレスリリースに示されたすべての業績見通しに優先し、アナログ・デバイセズ社はこれらの将来予想に基づく表明のいずれについても更新の義務を負いません。
売上高
GAAPベース:-2%~4% 第1四半期比
非GAAPベース調整後:--
非GAAPベース:-2%~4% 第1四半期比
売上高総利益率
GAAPベース:約65.3%
非GAAPベース調整後:1.9百万米ドル*1
非GAAPベース:約65.5%
営業費用
GAAPベース:若干の上昇 第1四半期比
非GAAPベース調整後:17.5百万米ドル*1
非GAAPベース:若干の上昇 第1四半期比
利子およびその他の費用
GAAPベース:15百万米ドル
非GAAPベース調整後:--
非GAAPベース:15百万米ドル
税率
GAAPベース:約14%
非GAAPベース調整後:--
非GAAPベース:約13%
1株当たり利益
GAAPベース:0.52~0.60米ドル
非GAAPベース調整後:0.06米ドル*2
非GAAPベース:0.58~0.66米ドル
*1 買収に伴う無形資産償却費および買収に伴う固定資産の評価額引上げに伴う減価償却費を含む
*2 非GAAPベース調整に伴う1株当たり費用を含む
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。