中央大学クレセント・アカデミー（東京都八王子市）は4月9日（土）に、2016年度開講記念公開講座「絶望から30年 日本の刑事司法に光は射したか～逮捕されたら最後、あなたの生活は崩壊する？～」を開催する。講師は同大OBでテレビでも活躍している菊地幸夫弁護士。刑事訴訟法をテーマに、弁護士が実際に無罪判決を獲得するための苦労など、連日ニュースで取り上げられ、ドラマや小説にも登場する刑事裁判について解説する。事前申し込み不要、参加費無料。
中央大学クレセント・アカデミーは、オープンカレッジ構想のもと、在学生と市民の共学の場として、同大の教室や体育施設等を利用し、誰もが参加できる各種講座を開講している。現在は多摩キャンパスだけでなく、駿河台記念館（東京都千代田区）も利用して講座を開講。広く生涯学習やキャリアアップの場となっている。
このたび、同アカデミーの2016年度開講記念公開講座を開催する。講師に同大OBで、テレビでも活躍中の菊地幸夫弁護士が登壇。刑事裁判実務で苦闘する弁護士が手掛けた実例も交えながら、刑事裁判の今を語る。
◆絶望から30年 日本の刑事司法に光は射したか～逮捕されたら最後、あなたの生活は崩壊する？～
【日 時】 4月9日（土）11：00～12：00（10:30開場）
【会 場】 中央大学 駿河台記念館 281号室
【講 師】
菊地 幸夫弁護士（第二東京弁護士会）番町法律事務所
中央大学法学部卒業。元司法研修所刑事弁護教官。現在、社会福祉法人練馬区社会福祉事業団理事も務める。日本テレビ「行列のできる法律相談所」 及び「スッキリ!!」にレギュラーとして出演。弁護士業務の傍ら体力作りにも勤しみ、各地のトライアスロン大会へも出場。地元小学生のバレーボールチームの監督等も務めている。
【内 容】
我が国の刑事訴訟法も人間で言えば既に高齢者。新憲法のもと出発した刑事訴訟法であったが、1985年には、日本の刑事司法は絶望とまで評されました。「被告人は有罪が確定するまでは無罪と推定される。」これほど法廷に空しく響き渡る法原理は他にないでしょう。そこでその原因を探りましょう。
次に、弁護士が実際に無罪判決を獲得する為にはこんな苦労をする、というところを知って頂こうと思います。
そして、刑事訴訟法は、被害者の地位向上、裁判員裁判制度の導入、そして今般の可視化の法制化などの手直しを加えられては来ましたが、これらは絶望から這い上がるに十分であったのでしょうか。刑事裁判実務で苦闘する弁護士が手掛けた実例も交えながら、刑事裁判の今を語ります。
連日ニュースで取り上げられ、ドラマや小説にも登場する刑事裁判。その実像を少しでも知って頂ければと思います。
【参加費】 無料（事前申し込み不要 ※満席の場合は立ち見となることがあります）
●中央大学クレセント・アカデミー
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▼本件に関するお問い合わせ先
中央大学クレセント・アカデミー事務室
TEL： 042-674-2267
▼取材に関するお問い合わせ先
中央大学広報室
TEL： 042-674-2050
E-mail： kk@tamajs.chuo-u.ac.jp
※当日ご取材頂ける場合は、事前に別紙「取材申込書」にご記入のうえ、FAX、またはE-mailでご返送ください。
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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