JPRSが『JPドメイン名レジストリレポート2015』を公開

株式会社日本レジストリサービス(JPRS)

From: Digital PR Platform

2016-03-28 11:06


株式会社日本レジストリサービス(以下JPRS、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 東田幸樹)は、本日、JPドメイン名の登録管理業務に関する2015年の年次報告書、『JPドメイン名レジストリレポート2015』を公開しました。

本レポートは、インターネット社会の基盤を支える高い公益性と競争力が必要とされるドメイン名の登録管理業務について、JPドメイン名のレジストリ(登録管理組織)であるJPRSが、その活動内容を広く一般に公開することがインターネットの一層の健全な発展に資することになるとの考えに基づき、2004年より毎年公開しているものです。

JPRSは2015年も、JPドメイン名の登録管理サービスを支える「信頼性」「安定性」「利便性」「経済性」の四つの柱のバランスを適切に保ちながら、それぞれをより高度なものにすることに努め、さまざまな取り組みを行いました。

・利用しやすいサービスへの取り組み

より利用しやすいJPドメイン名サービスを提供するため、属性型JPドメイン名の登録対象組織の拡充などを行いました。なお、JPドメイン名全体の累計登録数は2015年10月1日付で140万件を突破し、さまざまな場面で活用されています。

・JPドメイン名のレジストリの知見を活かした取り組み

国内外のイベントや会合においてドメイン名やDNSに関連する情報発信、理解促進のための活動を実施しました。国際活動においては、JPRS、ICANN及びJPNICの三者間でICANN文書の日本語翻訳に関して協力する旨の覚書の締結や、日本語を使った新しいTLDのラベルのルールを検討するパネル「JGP」への参加など、インターネットコミュニティとの連携を継続してきました。また、JPRSの技術者がDNSで使われる数多くの用語を一つの文書にまとめ、現在の定義を提示したRFCの共著者となるなど、インターネット技術の標準化に関する貢献も積極的に行いました。

・インターネット教育支援に関する取り組み

教育現場におけるインターネット関連教育の必要性が高まる中、インターネットの仕組みについて学べる小冊子を全国の教育機関へ無償配布する活動を6年連続で実施し、累計17万冊以上を配布しました。他にも、中学・高校生によるWeb作品制作コンテストにおいてドメイン名の無償提供を行った他、日本のインターネットの未来を担う学生を指定事業者と共に支援することを目的に、JPドメイン名の新規登録料を無料とする「学生向けJPドメイン名活用支援プログラム」の提供を開始しました。

・インターネット基盤への信頼や安定に関する取り組み

2011年に発生した東日本大震災以降、改めてインターネット基盤への信頼や安定が求められています。JPRSでは、罹災時におけるサービス継続性の確保と運営基盤の強化のため、関西に設置した業務拠点及びレジストリシステムの完全二重化のためのディザスターリカバリサイトと、東京の拠点との間で機能配置の最適化を引き続き進めました。また、研究・開発を主な目的とする新gTLD「.jprs」を活用し、DNSの耐障害性強化に向けてインターネットサービスプロバイダーとの共同研究を開始しました。

JPRSは、今後もネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献するため、よりよいサービスの提供に努めてまいります。

------------------------------------------------------------------------
■株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
(リンク »)

ドメイン名の登録管理とドメインネームシステム(DNS)の運用を中心としたサービスを行う会社。2000年12月26日設立。JPRSはネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献することを企業理念として活動しています。
------------------------------------------------------------------------

■参考URL

1. 『JPドメイン名レジストリレポート2015』公開のお知らせ
(リンク »)
(2016年3月28日公開)

2. JPRSの発表文書

  1. JPRSが「第17回全国中学高校Webコンテスト」に協賛し、「ベストドメインネーミング賞(JPRS特別賞)」を贈呈
   (リンク »)
   (2015年2月23日公開)

  2. JPRSが全国の教育機関に「インターネットの仕組み」について学べるマンガ小冊子を6年連続無償配布
   (リンク »)
   (2015年5月15日公開)

  3. JPRSがICANN文書の日本語翻訳に関しICANN及びJPNICと協力する旨の覚書を締結
   (リンク »)
   (2015年6月23日公開)

  4. JPRSが新gTLD「.jprs」でDNSの耐障害性強化に向けてISPとの共同研究を開始
   (リンク »)
   (2015年7月13日公開)

  5. JPドメイン名の累計登録数が140万件を突破
   (リンク »)
  (2015年10月2日公開)

  6. JPRSが「学生向けJPドメイン名活用支援プログラム」を指定事業者向けに提供開始
   (リンク »)
  (2015年10月5日公開)

  7. JPRSの技術者が著者となったRFCが発行
   (リンク »)
  (2015年12月16日公開)

3. DNS関連技術情報
(リンク »)

4. JGP
(リンク »)

------------------------------------------------------------------------
■本件に関するお問い合わせ先

株式会社日本レジストリサービス(JPRS)広報宣伝室
TEL: 03-5215-8451 FAX: 03-5215-8452
E-mail: press@jprs.co.jp
(リンク »)
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1千代田ファーストビル東館13階

------------------------------------------------------------------------
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]