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【ロンドン2016年3月31日PR Newswire=共同通信JBN】
*Circumはダナキル(Danakil)カリウムプロジェクトに対する最終的なフィージビリティスタディー(実現可能性調査)を最適化し、Opex(Operating Expense、業務経費)とCapex(Capital Expenditure、設備投資向け資本支出)を削減:プロジェクトは世界で最も低コストのカリウム生産をもたらす
*モルガン・スタンレーがダナキル・プロジェクトの戦略的見直しを実施するよう指名された
Circum Minerals Ltd. (以下Circumもしくは同社)は31日、エチオピアのダナキル海盆で実施するカリウム・プロジェクト(ダナキル・プロジェクト)に対する最適化済みの最終フィージビリティスタディー(最適化DFS)の結果を発表した。最適化DFSは、2015年8月に完了した当初の最終フィージビリティスタディー(2015DFS)で設定された数々のプロジェクト・パラメーターを改善している。最適化DFSは、同社のダナキル・プロジェクトが規模の意味で世界クラスのプロジェクトであり、世界最低コストのカリウム生産でアジア太平洋市場への主要サプライヤーになる可能性があると期待される、としている。
▽プロジェクト・ハイライト
*濃度18.1%KCI(塩化カリウム)で49億トンの精測、概測、予測資源量。
*地震探査データは、潜在的な総資源量が120億トンから140億トンあることを示している。
*KCI相当で確定埋蔵量と推定埋蔵量は1億780万トン。
*推定年間生産量は、第1段階で塩化物カリウム(MOP)200万トン、カリウム塩(SOP)75万トン。
*埋蔵量は3年間の立ち上げ期間を含めた第1段階で、26年のマインライフ(鉱山寿命)がある
*第1段階の開発資本は23億米ドル(不測の支出を含めて)であり、当初生産からの早期収益のために、ピーク時資金手当は18億ドルとなる。
*年間生産量のトン当たり資本集約度はトン当たり838ドルと低い。
*MOPトン当たり38ドル、SOPトン当たり112ドルと、4分位数のマインゲートの現金コストは最も低い。
*総業務費(ジブチでの本船渡し)はMOPトン当たり38ドル、SOPトン当たり156ドル。
*インド、東南アジア、中国向けに実質的な輸送面の利点がある。
*税引き後の純現在価値は実質割引率10%で10億ドル。
*税引き後の名目内部利益率は25.8%。
同社は、独立系コンサルタントである南アフリカのSenet (Pty) Ltd とK-UTEC AG Salt Technologiesと共に、2015年DFSのコストの見直し作業を実施した。最適化DFSの作業を通じて、開発心のコストは2億7600万ドル削減され、業務コストはトン当たり約3ドル削減された。これらのコスト削減は、プロジェクトの経済性に好ましい影響を与えた。
最適化DFSのサマリーは以下の通り。
Real unless o/w indicated Optimized DFS 2015 DFS
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Annual Production 2 Mt MOP, 0.75 Mt SOP 2 Mt MOP, 0.75 Mt SOP
Operating costs (EXW) US$38/tonne MOP US$39/tonne MOP
US$112/tonne SOP US$114/tonne SOP
Operating costs (FOB Djibouti) US$81/tonne MOP US$84/tonne MOP
US$156/tonne SO US$159/tonne SOP
Development Capital US$2.3 billion US$2.6 billion
Pre-tax NPV @ 10% (Real) US$2.8 billion US$2.5 billion
Pre-tax Nominal IRR 29% 26%
Post-tax NPV @ 10% (Real) US$2.1 billion US$2.1 billion
Post-tax Nominal IRR 26% 25%
(注)Based on a flat, real MOP price of US$350/t and a flat, real SOP price of US$580/t, assuming 2% inflating factor.
Circum創業者のスティーブン・ダッテルス会長はまた、Morgan Stanley & Co. International PLCがCircumのダナキル・プロジェクトの戦略的見直しを実施するための財務アドバイザーに任命されたと発表した。この戦略的見直しは、企業あるいはプロジェクト・レベルとともに企業あるいはプロジェクト・レベルの債務投資と株式投資の両方またはいずれか一方による第三者戦略投資家とジョイントベンチャー関係者の導入の可能性を重視する。Circumはカリウム産業とアジア太平洋市場の重要性を考慮して、世界クラスのダナキル・プロジェクト開発のさまざまな教区面に関係することに関心のある多くの戦略的、金融上の関係者を見いだしてきた。
▽Circum Minerals Ltd.につて
Circum Minerals Ltd.はエチオピアのダナカイル海盆にある大きなカリウム鉱床の開発に注力している非上場企業である。同社は全額出資子会社のCircum Minerals Potash Ltdを通じて、365平方キロメートルをカバーする100%権益を保有している。
詳しい情報は同社ウェブサイトwww.circumminerals.comを参照。
▽問い合わせ先
Chris Gilchrist
Chief Operating Officer
Circum Minerals Ltd.
Chris.gilchrist@circumminerals.com
+353419883409
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ソース:Circum Minerals Ltd.
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