Melomind は、リラックスできる音楽を聴きながら、脳波の変化をアプリを使って観察することができるヘッドセットです。世界有数の神経科学の研究機関の一つ 脳神経・脊髄センター (ICM) との共同開発によるもので、ICMの認証を受けています。ユーザーの脳の状態を、脳電図 (EEG)を活用したデバイスでモニタリング、リアルタイムに解析し、インタラクティブなサウンド・トレーニングを通して、ユーザー自らリラックスできるように導きます。
スタイリッシュなヘッドフォンには、一般向けに開発されたMelomind独自のEEGが搭載されています。ユーザーは1日1回、ヘッドフォンを装着してアプリを起動するだけです。アプリは脳の状態に合わせたサウンド・トレーニングを開始します。セッションで流れる没入型サウンドは、脳のメカニズムがリラックスモードになるように、専門のサウンドデザイナーによって科学的に作曲されたものです。通常のヘッドフォンと変わらないデザインは、気軽に持ち歩くことができ、周囲の目を気にすることなく、どこでもリラックスのトレーニングができます。
他のリラックス法と同様にMelomindによる効果は、ストレスフルな思考から離れて、リラクゼーション・サウンドにどこまで集中できるかといった、ユーザーによる個人差があります。セッションが始まるとEEGで脳の状態をモニタリングし、リラックス状態か緊張状態かを検知します。ユーザーが上手くストレスをコントロールすると、Melomindは即座にサウンドを変調し、ダイレクトなポジティブ・フィードバック、いわゆるニューロフィードバックを与えます。こうしてユーザーがリラックスした状態の維持を促し、脳を効果的にトレーニングします。
ユーザーはMelomindを使い続けるうちにスキルアップし、セッションが始まるとすぐにでも緊張をほぐすことができるようになります。そのうちMelomindを使わなくても同様のリラックス状態を得られるようになります。
毎日使うことを前提にした最新のデザインはつけ心地もやさしく、通勤時間にも、睡眠衛生療法に取り入れることも、リラックスしたい時にも、いつでも使うことができます。Melomindの開発者は、忙しい生活を送る人でもリラックスできるようにとこのテクノロジーを開発しました。
myBrain TechnologiesのCEO、ヨハン・アタル博士は言います。“科学技術の力で健やかな生活のためのソリューションを見出すこと、これが常に私たちの目指すところです。Melomindはまさにそれを実現させたIoT時代の健康革命です。混沌とした現代社会において、Melomind はユーザーにストレスをコントロールする術を提供します。私たちは心身の健康を向上させるために新しい形でテクノロジーを活用します。”
脳画像研究の専門家であるアタル博士は、認知神経科学の専門家 ティボー・デュマ博士、革新技術マネジメントの専門家 ジュリアン・フィッツマン氏と共同でmyBrain Technologiesを設立。3人の専門家は、“研究室で使われている高度な技術は日常生活にも役立てることができるはず”との思いで会社を立ち上げました。
キックスターターのキャンペーンは5万ドルの売り上げを目標に本日から45日間行われる予定です。製品の配送は2016年11月を予定しています。myBrain Technologiesは支援者の資金を製造費に当て、製造工程の効率化を図り、主要機能を追加するために活用する予定です。早期予約価格は179ドルからスタートします。詳しくはmyBrain Technologies のウェブサイトをご覧ください。
リンク
キックスターター: (リンク »)
キャンペーン・ビデオ(日本語字幕有): (リンク »)
Melomindがどのように働くかを説明したビデオ(日本語字幕有): (リンク »)
プレスキット(創立者バイオグラフィ、製品FAQ、画像・映像など): (リンク »)
用語解説
マイ・ブレイン・テクノロジー (myBrain Technologies) 社について
2013年に設立されたmyBrain Technologiesは、神経学者のグループがゼロから立ち上げたフランスのスタートアップ企業です。同社は、脳の知識の限界を押し広げ、人々の生活に最適なソリューションを提供するべく、先端神経科学と技術を開発しています。Melomindは初の応用技術で、健康のために開発されたヘッドセットデバイスです。現在、更なる新しい応用技術を開発中です。
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