CEDRAT社のTechnical Directorを務めるVincent Leconte氏は、次のように述べています。「電磁界解析に特化した当社のソリューションは、Altair HyperWorksシミュレーションソフトウェア製品群を補うことができます。市場のリーダーであるAltairの傘下に入り、当社にはなかったテクノロジーやリソースを利用できるようになったことで、加速度的に変化を続ける現代社会において、ユーザーにより充実したソリューションを提供することが可能になりました。Altairのチームの一員として、長年にわたって当社の名声を築いてきた電磁界分野の専門知識を提供するとともに、新たな難題の解決と未知の可能性の研究にも取り組んでいきます」。
電磁界 / 熱シミュレーションの先進的なソフトウェアであるFluxによってAltairの電磁界シミュレーション製品群が強化され、低周波シミュレーションの要件に応えられるようになりました。設計プロセスにおいて、機械、熱、流体力学、電磁界のシミュレーションの相乗効果を利用しようとする企業がますます増加していますが、Fluxを使用すれば、電磁 / 熱力学シミュレーションの有限要素解析ソフトウェアに複雑な解を提供できるだけでなく、重要産業での新製品開発や統合設計環境の可能性が開けます。
CEDRAT社とFluxソフトウェアが加わりAltairの広範なソフトウェアラインナップと専門知識が拡充されたことで、モノのインターネット(IoT)および急成長を続けるEM市場の支援体制がますます充実しました。CEDRAT社の買収に先駆けて、Altairは2014年に高周波電磁界テクノロジーであるFEKO®を、直近では電波伝搬と無線ネットワークプランニングのためのソフトウェアであるWinProp™を買収しました。これらの戦略的な買収に加えて、自社のテクノロジーの開発を進めることで、Altairは電磁界ソリューションの強化を加速させています。
Altairの創業者であり、会長兼CEOを務めるJames Scapaは、次のように述べています。「パーソナルデバイス、アプライアンス、照明、ビル、インターネット接続自動車、自動運転車といったありとあらゆるものに通信装置や制御装置が搭載されるようになっている昨今では、こうしたシステムの性能、使用感、リソース管理機能をシミュレーションおよび最適化できるソリューションが、設計プロセスでの重要な鍵となります。Altairは、現在そして未来のIoT分野に最も貢献できるシミュレーション主導の設計ソリューションを実現するために、今後も人材およびテクノロジーロードマップへの投資を継続していきます」。
Fluxソフトウェアの詳細については、www.altair.com/fluxをご覧ください。また、2016年5月25日のウェビナーにもぜひご登録ください。
用語解説
Altairについて
Altairは、ビジネスパフォーマンスの改善のために、設計、プロセス、意思決定を統合かつ最適化するシミュレーション技術の開発と様々な分野への適応に注力しています。 2,600人を超える従業員を擁する非上場企業であるAltairは、米国ミシガン州トロイに本拠を置き、22ヵ国に45以上のオフィスを構えています。 顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。 詳細については、www.altairjp.co.jpをご覧ください。
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