近年通信インフラのLTE化が進み、用途にあわせた多様なSIMが各通信キャリアやMVNO※2から提供されている中で、IoT/M2M向け通信モジュールの市場においても、使用用途によって最適なSIMを選択したいとのニーズが高まっています。
こうしたニーズに応えるべく開発した「MM-M500シリーズ」は、国内キャリアのLTEインフラに接続可能となっており、MVNO各社が提供するSIMサービスにも対応、自由にSIMを選択することができるLTE通信モジュールです。
「MM-M500シリーズ」はクアルコム社の最新ソリューションを搭載し、LTE対応による高速・大容量のデータ通信や、ユーザーアプリケーション実行領域、用途に合わせたインターフェースの提供など、「MM-M500シリーズ」を採用いただくお客様がIoTソリューションを提供するための多彩な機能を実現しています。
品質面についても、国内開発、国内生産によって高信頼性を実現しており、サポートも安心の国内サポートを提供いたします。
セイコーソリューションズは今後もインフラの進化に追従し、IoT市場の多様なニーズにお応えする製品を提供してまいります。
なお、本年6月8日(水)より幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2016」のセイコーソリューションズブースにて、「MM-M500シリーズ」を展示いたします。
※1 SIMフリー:SIMとは データ通信や音声通話などを行うために必要なICチップカードのこと。SIMフリーとは SIMカードの種類を選ばずに使える携帯端末。
※2 MVNO: MVNOは、Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略。携帯電話などの無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供する事業者。
<LTE通信モジュール「MM-M500シリーズ」 概要>
【主な特長】
・LTE対応で高速・大容量のデータ通信を実現
・お使いの環境・用途に合わせた最適なキャリアとSIMが選択可能
・2GHz帯の周波数帯だけでなく、プラチナバンドと呼ばれるつながりやすい800MHz帯にも対応
・モジュール内で、お客さまが開発したアプリケーションの保存、実行が可能
・音声通話サービスVoLTEに対応
・用途に合わせたインターフェースの提供が可能
・国内開発、国内生産による高い信頼性と、安心の国内サポート
【用途例】
情報端末、決済端末、通信機器、設備管理、スマートメーターなど
用途例:情報端末、決済端末、通信機器、設備管理、スマートメーターなど
【販売価格】 未定
【販売開始時期】 2016年秋
※開発中のため仕様は変更になる場合があります。
※LTEは欧州電気通信標準協会(ETSI)の登録商標です。
※その他、本文中に記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ先
お客様からのお問い合わせ先:
セイコーソリューションズ(株) モバイルソリューション統括部 MS営業2部
担当:齋藤 e-mail:mm5-sales@seiko-sol.co.jp
製品情報
SIMフリー LTE通信モジュール MM-M500
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