Emotion AI企業のAffectivaが1400万ドル(約15億円)の資金調達を発表

Affectiva

From: 共同通信PRワイヤー

2016-06-14 11:07

Emotion AI企業のAffectivaが1400万ドル(約15億円)の資金調達を発表

AsiaNet 64552(0648)

【ウォルサム(米マサチューセッツ州)2016年6月14日PR Newswire】
*ニコラス・ランゲベルド(Nicholas Langeveld)氏を会長、ラナ・エル・カリウビ博士(Rana el Kaliouby)を最高経営責任者(CEO)に指名

感情認識ソフトウェアを開発するAffectivaは、前回の2000万ドル(約22億円)の資金調達に続き、今回5月26日に1400万ドル(約15億円)の資金調達を実施。リードインベスターをFenox Venture Capitalが務めた。投資家にはIT&ヘルスケアサービスの大手CAC Holdings、ゲームメーカー大手のセガサミーホールディングスが含まれており、今回の資金調達によって、Affectivaは感情AIの技術イノベーションを加速させ、グローバル市場への展開を強化する。

Affectivaはニコラス・ランゲベルド氏を会長に指名し、共同創設者であるラナ・エル・カリウビ博士は最高経営責任者(CEO)に就任する。Affectivaは感情AIにおいて、独自の標準を提供している世界最大規模の感情データベースを構築し、SaaS、SDK、APIを備えた世界トップクラスの感情AIデータプラットフォームとなる。

ランゲベルド氏は以下のように述べている。「Fenox Venture CapitalがAffectivaに投資してくれたことを大変うれしく思っています。感情データをどのように活用するかという点で、さまざまな業界で大きな注目が集まってきています。今回の資金調達によって、ゲーム、医療、ビデオ通信など新しい分野へ挑戦していきます」

▽Affectivaの感情認識技術
Affectivaの感情認識技術によって、ゲーム、広告、医療、自動車など多くの分野で、パーソナライズされた体験を提供することができるようになる。ゲーム開発者はプレーヤーの感情に基づき、ゲームが変化するように設計でき、医療分野では患者の心の状態に応じるアプリケーションの開発が可能になり、そしてウェブセミナーでは、話し手が聞き手の関心に基づきリアルタイムに話し方を修正することができるようになる。

▽Emotion AIの未来
ラナ・エル・カリウビ博士は以下のように述べている。「モバイルやIoT製品など多くのデバイスが感情AIを搭載することが一般的になると思いますし、それによって人間の感情や行動に適合する感情AIとユーザーの相互作用が可能になると考えています。

それによって、感情AIのビジネスでの応用が加速し、グローバルで様々なイノベーションが生まれると思っています。今回の資金調達によって、機械学習、コンピュータービジョン、感情サイエンスにおいて最高の人材を集め、研究チームの強化を図る予定です。」

Fenox Venture Capitalの共同代表パートナー兼CEO であるアニス・ウッザマン氏は以下のように述べている。「Affectivaはこの数年で同社の技術を確立してきました。我々は、同社の技術が、感情AIのコアプラットフォームになると大いに期待しています」

▽Affectivaについて
MIT Media Lab出身のAffectivaは、感情AIを開発しているスタートアップで、次世代AIにおけるパイオニアである。Affectivaは、顔の表情や感情を分析するソフトウェアを開発しており、同社が特許を保有するそのソフトウェアは、感情AIサイエンスに基づいて構築されており、これはコンピュータービジョン、ディープラーニングに加え、75カ国で400万以上の人間の顔を分析して得られた世界最大の感情データベースを活用している。AffectivaのSDKやAPIによって、独自のモバイルアプリ、ゲーム、デバイス、アプリケーションにおいて感情データの分析が可能になる。同ソフトウェアは既に1400以上のブランドによって利用され、消費者の感情における分析とインサイトのデータを収集している。同社は、Kleiner Perkins Caufield and Byers、WPPなど有力な投資家から支援を受けている。

Affectivaに関する詳細はウェブサイトwww.affectiva.com を参照。

Logo - (リンク »)

以下のツイートをクリック( (リンク ») ):#EmotionAI leader @Affectiva announces $14M in growth capital to accelerate entry into global markets and innovation in science @FenoxVC (リンク »)


▽Fenox Venture Capitalについて
Fenox Venture Capitalはシリコンバレーを拠点とするベンチャーキャピタルで、複数の大型ファンドを運用している。Fenoxは本社をサンノゼに置き、日本、韓国、インドネシア、ドバイ、ベラルーシ、バングラデシュなどにオフィスを構えており、Jibo、Affectiva、ShareThis、Genius、LARK、METAなど、米国、ヨーロッパおよびアジアのスタートアップに投資してきた。

ソース:Affectiva

▽問い合わせ先
Gabi Zijderveld
VP Marketing and Product Strategy
gabi@affectiva.com
+1 781 996 5364

(日本語リリース:クライアント提供)


本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]