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【天津(中国)2016年6月26日PR Newswire=共同通信JBN】
*ハイドリック&ストラグルズの研究は、アジアに拠点を置く経営幹部にかなり多く見られる2つのリーダーシップ・スタイルを認定-両方とも他の人を参加させ、チームの業績を最大化することに注力している
*アジアの男性と女性の経営幹部は、リーダーシップ・スタイルの分布に関して類似している。
エグゼクティブ・サーチ、リーダーシップ・コンサルティング、カルチャー・シェーピングの各サービスの大手プロバイダーであるハイドリック&ストラグルズ(Heidrick & Struggles)( (リンク ») )(Nasdaq: HSII)の研究によると、アジアを本拠としている上級ビジネスリーダーは、世界の上級ビジネスリーダーよりも大きな程度、チーム重視のリーダーシップ・スタイルを示していることが分かった。
ハイドリック&ストラグルズの研究者は、同社の独自の評価ツール、Leadership Signature( (リンク ») )(R)からのデータを分析し、アジアを本拠としている上級経営幹部が世界全体の上級経営幹部よりもかなり大きな割合で「エナジャイザー」(Energizer)と「ハーモナイザー」(Harmonizer)のリーダーシップ・スタイルを支持していることを見つけ出した。
このリーダーシップ・アドバイザリー会社のハイドリック&ストラグルズは、天津での世界経済フォーラム(WEF)の「ニューチャンピオン年次総会」(Annual Meeting of the New Champions)で、この研究の成果を発表した。ハイドリック&ストラグルズはWEFの戦略パートナーである。
ハイドリック&ストラグルズ・アジア太平洋(Heidrick & Struggles Asia Pacific)の地域リーダーであるスティーブ・マリンジャー氏( (リンク ») )は「過去数年間、グローバリゼーションと破壊的技術は、能力のあるリーダーであるために必要なスキルを変えた。ハイドリック&ストラグルズでは、性格の型と過去の業績だけでリーダーを評価していない。われわれはまた、データドリブンの科学的アプローチを用いて、彼らのリーダーシップ・スタイル、文化的適合・敏捷性を見ている」と語った。
マリンジャー氏は「第4次産業革命が始まったとき、リーダーはリーダーシップの盲点を理解し、その一方で、極めて変動しやすく不確かで入り組んでいて不明瞭(VUCA)な世界において効果的に経営するため、リーダーシップの柔軟性と敏捷性を向上させることが不可欠である」と語った。
Leadership Signature(R)に関する詳しい情報は (リンク ») を参照。
エナジャイザーとハーモナイザーのリーダーシップ・スタイルは、同社の独自のLeadership Signature(R)手法で認定された8つの主要スタイルの中で、最もチーム主体の2つのスタイルである。
*エナジャイザー:このリーダーシップ・スタイルを示す経営幹部は、その人柄および戦略的な展望と意味の明確な表現を通じ、他の人に活力を与える。彼らは他の人の能力を引き出し、共通の目的に向けて人々を1つにまとめる。
*ハーモナイザー:このリーダーシップのパターンを示す経営幹部は、建設的な環境をつくり出し、他の人の努力を認める。彼らは、効果的な履行を可能にする方法で、自分の周りの人々の知識や専門知識の領域を利用する。
この研究のため、Leadership Signature(R)のデータベースで、現在、アジアを本拠としている1440人の経営幹部が世界の5900人以上の経営幹部と比較された。
ハイドリック&ストラグルズは、特に現在、アジアを本拠としているリーダーの中では、同地域で育った経営幹部は他で育った経営幹部に比べエナジャイザーとハーモナイザーのスタイルへのかなり高い傾向を示したことを見つけ出した。他の大陸で生まれ、現在はアジアを本拠としている経営幹部は、世界全体の経営幹部と同様のリーダーシップ・スタイルの分布を持っている。
ハイドリック&ストラグルズのGlobal Leadership Consulting Practiceのパートナーであるカレン・ウェスト氏( (リンク ») )は「われわれの研究は、出生国によって、ある程度、いかに人々が指導するかが分かるという考えを裏付けている。アジアで育ち、現在、そこで働いている人たちは、ハーモナイザーとエナジャイザーのリーダーシップ・スタイルの傾向が強くなっているようである。大体において、彼らのリーダーシップのスタイルは、個々の業績とは対照的にグループの利益に重点を置く文化を反映している」と語った。
性別は、アジアの経営幹部のリーダーシップ・スタイルを予測する上で、重要な要素ではないようである。ハイドリック&ストラグルズは、男性である上級経営幹部のリーダーシップ・スタイルの分布については、女性の上級経営幹部と比べて著しい違いを見つけ出さなかった。
ウェスト氏は「『正しい』とか『悪い』というようなリーダーシップ・スタイルはないということに留意することは重要だ。実際、人間は多かれ少なかれ、どんなスタイルにも到達できる可能性がある」と語った。
Leadership Signature(R)のデータベース内での分析に加え、ハイドリック&ストラグルズは、上級副社長級またはそれ以上の215人を含むアジアの上級経営幹部311人を調査した。その研究からの成果は以下の通り。
*アジアに本拠を置いている経営幹部の4分の3以上(76%)は、過去5年間に2回またはそれ以上、彼らの仕事の領域または複雑性を拡大し、地域の極めて動的なビジネスの景況を浮き彫りにした。
*アジアの上級経営幹部の3分の1以上(37%)は、彼らの職歴の間に少なくとも3回、新しい役割を始めるため、異なる国に移動した。
▽ハイドリック&ストラグルズ(Heidrick & Struggles)について
ハイドリック&ストラグルズはリーダーシップ・コンサルティング、カルチャー・シェーピング、上級エグゼクティブサーチ・サービスの大手プロバイダーとして、世界トップ組織のエグゼクティブ人材とリーダーシップのニーズに応えている。ハイドリック&ストラグルズは60年以上前にエグゼクティブ・サーチという専門的職業の先駆者となった。同社は現在、信頼できるアドバイザーとしての役割を果たしており、統合リーダーシップ・ソリューションを提供し、顧客が世界と1つの経営陣を同時に変えるのを手助けしている。 (リンク »)
▽Leadership Signature(R)とその研究について
Leadership Signature(R)は、経営幹部が用いる主要なリーダーシップ・スタイルと彼らが他のスタイルに変わることができる程度を明らかにするハイドリック&ストラグルズの独自の評価手法である。
▽リーダーシップの8つの原型の一覧
*コラボレーター(Collaborator):共感的、チームをまとめる、才能発掘、指導指向
*エナジャイザー(Energizer):カリスマ的、奮起させる、感情的につながる、意義を与える
*パイロット(Pilot):戦略的、洞察力がある、複雑なものの扱いにたけている、提供を受け入れやすい、チーム指向
*プロバイダー(Provider):行動指向、自らの道筋または手法に自信がある、同僚に誠実、他人を養うように追い込まれる
*ハーモナイザー(Harmonizer):信頼できる、品質を追求する、実行に集中的、建設的で安定した環境を創出、信望を集める
*フォーキャスター(Forecaster):学習指向、非常に博識、洞察力がある、意思決定で慎重
*プロデューサー(Producer):職務に集中的、結果重視、直線的思考の人、伝統に忠実
*コンポーザー(Composer):独立、創造力がある、問題解決、決心が固い、自立的
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ソース:Heidrick & Struggles
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