TOKYO, Jul 4, 2016 - ( JCN Newswire ) - Trillium(トリリウム)株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:ディビッド マイケル ユーゼ)は、グローバル・ブレイン株式会社をリード・インベスターとし、シリーズA投資ラウンドの第三者割当増資を実施しました。今後、他のベンチャーキャピタルや事業会社などから追加出資を募り、投資ラウンドをクローズする見通しです。
コネクテッドカーや自動運転の普及が進む一方で、自動車がハッキングされるリスクは高まっています。Trillium社は自動車へのサイバー攻撃から守る、自動車の車内ネットワークを対象にした暗号化・認証セキュリティソリューション「SecureCAR」を開発しています。
今回の調達資金を利用して「SecureCAR」の実車実装実験を加速するとともに、自動車メーカーや1次部品メーカーとの協業を推進していきます。また「SecureCAR」の技術を元にIDS(Intrusion Detection System:侵入検知システム)などの周辺セキュリティソリューションの開発にも取り組み、自動車向けのトータルセキュリティソリューションカンパニーとなることを目指していきます。
Trillium株式会社 取締役会長でDDIとeAccessの創業者である千本倖生は、次のように述べています。「Trillium社は自動車業界に精通した経営陣及び、セキュリティ技術に精通した技術者を揃えており、『SecureCAR』を始め、世の中にインパクトのある数々のイノベーションを起こしていけるチームだと考えている。今後の自動車業界やIoT業界で必ずや注目される企業になるだろう。」
グローバル・ブレイン株式会社で代表取締役社長を務める百合本安彦は、次のように述べています。「この1年で欧米の自動車メーカーを中心に、スタートアップに対する買収や出資が急増しているように、コネクテッドカーが普及するにつれ、自動車向けのサイバーセキュリティや自動運転関連技術の重要性が増していくと考えられる。中でもTrillium社は実績豊富な経営陣・技術を備えており、我々の狼煙としてふさわしい企業だと考えている。」
Trillium株式会社 代表取締役のディビッド マイケル ユーゼは、次のように述べています。「今後の自動運転/コネクテッドカーの時代には、自動車のサイバーセキュリティはシートベルトやエアバッグと同じように重要なものになると考えている。我々のゴールは自動車業界にとって、コスト面・性能面において破壊的なサイバーセキュリティソリューションを提供することであり、自動車・IoTサイバーセキュリティ業界でのトップ企業になることを目指している。」
概要:グローバル・ブレイン株式会社
日本を代表するハンズオン型独立系ベンチャーキャピタルでEコマースから宇宙・ロボティクス・AI・サイバーセキュリティなど、国内外の幅広いスタートアップに投資。近年、技術バックグラウンドを持つキャピタリストを積極的に採用しており、技術系のスタートアップへの投資に力を入れている。 (リンク »)
概要:Trillium株式会社(Trillium Inc.)
IoTデバイスや車載アプリケーション・サービス向けの超軽量の暗号化・認証技術に特化したソフトウェア開発を行っています。現在は車内ネットワーク向けのサイバーセキュリティソリューションを中心に開発を進めていますが、今後は自動車向けのトータルセキュリティーソリューションの開発と共に、ロボティクス、ファクトリーオートメーション、メディカル領域などへの横展開も視野に入れて活動しています。 (リンク »)
お問合せ先
コーポレート コミュニケーションズ ディレクター
担当:入江 美紀
Email: web_information@trillium.co.jp
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