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【リンシェーピング(スウェーデン)2016年7月25日PR Newswire=共同通信JBN】自律走行車が前走車と保つべき車間距離を知るには、現在の道路状況に関する情報が必要である。その車が路面の質も分かっていれば、リスクはさらに軽減される。NIRA Dynamicsのソフトウエア、Road Surface Informationおよびクラウドソリューション、Cloud by NIRAはまさにそれを可能にするものである。同社はいまInfocarと協力して、ソリューションの発表に向けて次のステップに進みつつある。
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Road Surface Informationは連続的に路面の質を測定し、道路状況の変化や大小の穴、さまざまなレベルの凹凸を検知する。ソフトウエアは既存の車載センサーを活用するためハードウエアを追加する必要がなく、コスト効率に優れたソリューションである。
先進的なドライバー支援機能に対する関心の高まりに応えるため、ソフトウエアは車載診断(OBD)インターフェース経由で関連道路データを収集できるようさらに開発された。昨冬は1日約1万キロの道路データがこの方式で収集され、2016年夏には、NIRAはInfocar ABと協力してデータ収集の次のステップに進み、収集率は最大2万4 000キロまで拡大される。
NIRA独自のクラウドソリューション、Cloud by NIRAのおかげで、このデータはドライバー、ドライバー支援システム、道路管理者による利用が可能である。リアルタイムの天候ベース・ナビゲーションデータとして使うこともできる。このデータは将来、自動運転車の安全性を向上させる一助にもなる。
▽NIRAについて
2001年に創設され、本社をスウェーデンに置くNIRA Dynamicsはセンサーフュージョンの先駆的企業であり、コスト効率に優れ価値を付加するソフトウエア製品・サービスを世界の自動車業界に提供している。顧客には、アウディ、フィアット、ルノー、Seat(セアト)、Skoda(シュコダ)、フォルクスワーゲン、ボルボのような世界の大手自動車メーカーが含まれる。
▽問い合わせ先
Johan Hagg, Head of Marketing and Sales
Phone: +46(0)-700-454056
E-mail: johan.hagg@niradynamics.se
ソース:NIRA Dynamics AB
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