AsiaNet 65495(1041)
【光州(韓国)2016年8月29日PR Newswire=共同通信JBN】アジアで最も歴史のある現代美術のビエンナーレである2016年光州ビエンナーレ(2016 Gwangju Biennale)の開幕式は今週、韓国の光州市で行われる。同フェスティバルの財団が26日、明らかにした。
▽今週開幕する光州ビエンナーレ・アート・フェスティバル
9月1日午後6時40分に光州ビエンナーレ展示館(Gwangju Biennale Exhibition Halo)前の広場で始まる式典で、Gwangju Biennale Foundation(光州ビエンナーレ財団)の朴良雨・代表理事は、美術の威厳と機能の探究に専念する9月2日-11月6日の展覧会の開幕を宣言する。
尹壮鉉・光州市長と金鍾徳・文化体育観光相はそれぞれ歓迎のあいさつと祝辞を述べることになっている。同財団はまた、俳優のヒョンビン(Hyun Bin)氏の同イベントの広報大使への任命を記念する式典も開催する。
開会式に続き、芸術の発展に寄与した著名芸術家と前途有望な若手芸術家に対するNoon Awardsの授与が行われる。賞金はそれぞれ1万米ドルと5000米ドル。
同イベントのクライマックスには、光州市民がイベントの成功を願ってLEDの風船を空に放つ。
式典には、英国のチャールズ・ヘイ駐韓国大使、ソウルにあるBritish Cultural Centerの代表のマーティン・フライヤー氏、ソウルにあるFrench Cultural Centerの代表のアンソニー・ショムゾ氏が参加する。
66日間のイベントの期間中、この韓国の都市を訪問する芸術分野の世界的な主要人物には、米国のキュレーターのキャロライン・クリストフバカルギエフ氏、Liverpool Biennial(リバプール・ビエンナーレ)のディレクターのサリー・タラント氏、国立現代美術館のバートミュー・マリ館長、ハーシュホーン博物館のメリッサ・チウ館長、2012年の光州ビエンナーレの共同ディレクターを務めた森美術館チーフ・キュレーターの片岡真実氏が含まれる。
同イベントの開幕が近づくにつれ、参加アーティストの作品が取り付けられつつある。
アムステルダムを本拠としている著名なグラフィックデザイン・チーム、Metahavenによる幅29メートル、長さ16メートルの「Information Skies」(情報の空)の作品は、展示ホールの外壁に掛けられている。
ソウルとニューヨークで活動している韓国のアーティスト、イ・ジュヨとチョン・ジヒョンの両氏による共同作品「Dawn Breaks」は同市内に設置された。この作品は、見知らぬ人々が個々のバラバラのストーリーを共有できるようにするために引き合わせるパフォーマンス・デバイスとして利用される。
第11回光州ビエンナーレは37カ国からアーティスト120人を結集し「アートは何をするのか」という議題に焦点を合わせる。
同ビエンナーレは、もともとは1980年の光州での民主化運動の蜂起を記念して1995年に創設され、同市にとって韓国からアジアの他の地域だけでなく、世界の他の地域への文化のパイプとなっている。
Photo - (リンク »)
ソース:Gwangju Biennale Foundation
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。