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【青島(中国)2016年9月28日新華社=共同通信JBN】China Economic Information Service(中国経済情報サービス)は9月26日、中国主要沿岸都市の2016年版海洋技術イノベーション評価(Evaluation of Maritime Technology Innovation of China's Major Coastal Cities)を2016 China Qingdao International Ocean Summit Forum(2016中国青島国際海洋サミットフォーラム)で発表した。青島、上海、広州、天津、大連と他の主要20沿岸都市をイノベーションへの投資、アウトプット、応用、環境の見地から海洋技術刷新の業績の体系的評価を示している。
この報告書によると、青島、上海、大連が海洋科学研究への資金投資で他の都市を上回り、広州と天津がそれぞれ4、5位だった。青島と上海は研究所や高等教育機関に関係する海洋研究で他をしのいだ。
Innovation Output Indicator(イノベーション・アウトプット指標)は研究と開発の結果に反映される。研究課題の数では青島が216件で最多、広州、上海、厦門が続いた。青島は特許数でも他を引き離し、上海、広州、天津、大連が続いた。
Innovation Application Indicator(イノベーション応用指標)は海洋科学・技術の研究・開発が地元都市にもたらす経済的恩恵を主として評価する。大連が確固たる海洋産業基盤でよく知られた海洋ブランドのトップ、青島は海洋技術市場の総取引高で国内1位、広州と湛江は総産業取引額に占める海洋高度技術産業の比率で先頭に立っている。上海は海洋産業の強い発展力により海洋企業の新規設立数で他をしのいだ。
20都市のイノベーション環境の総合評価では明白な格差はないが、深センが経済環境で、青島が政策環境でそれぞれ他を上回った。
China Economic Information Serviceのカオ・ウェンチョン副社長は、海洋技術は海洋事業の持続可能な発展の大きな推進力で基本的な保証になり、沿岸都市の海洋技術刷新能力の評価を通じて中国の海洋技術のイノベーションと発展のために情報で支援したいとコメントした。
ソース:China Economic Information Service
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