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【ラブランド(米コロラド州)、インディアナポリス2016年10月12日PR Newswire=共同通信JBN】VanDyne SuperTurbo Inc.とAllison Transmission Inc.の両社は提携し、デモ車両を共同開発すると発表した。両社は、Allisonが保有するクラス8トラクターのTC10(R)トランスミッションと組み合わせてVanDyne独自の機械式ターボチャージャーの性能メリットを活用する計画である。
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高度な制御技術の展開によって、2つの技術はエンジン・ダウンスピーディング、効率的なスーパーチャージ、ターボコンパウンドのメリットを最大限引き出す。今回の提携の主要目標は、これら2つの製品をインテリジェント制御される車両と組み込めば二酸化炭素排出を削減するとともに、性能を犠牲にせずに燃料効率を向上させることができることを実証することである。
革新的設計の完全自動TC10は、Allisonのトルクコンバーターを独自のツインカウンターシャフト・ギアスキームと組み合わせた。この組み合わせは全出力シフトと燃料節約の巡航速度の両方で、より優れた生産性と効率性を提供する。このトランスミッションはトラクターへの応用に理想的であり、トラクタートレーラーが市街地と幹線道路の状況に応じて作業サイクルを分割する流通への応用に非常に適している。
SuperTurbo(TM)は高速けん引ドライブに組み合わせた常時可変トランスミッションを活用し、ターボチャージャーのスピードを制御して双方向トルク変換を可能にする。TC10との組み合わせで重要なことは、トランスミッションが有利な空燃比と高出力レベルを維持しながら、効果的なシフトを実行するという要求に応じて、ブーストプレッシャーを供給するSuperTurboの能力である。
SuperTurboはトランジェントを通じてスーパーチャージャーとして機能し、タービン出力とエンジン出力を組み合わせて使用し、エンジントルクの立ち上がりを加速するとともにエンジンRPMを高める必要を最小限に抑えることを可能にする。これらの能力は、完全自動のTC10が提供する恩恵によってさらに強化される。さらに、新しい制御戦略はSuperTurboが付加されることで、より反応が早いエンジンに予測的なシフト変更を組み込むことである。
車両の効率を最大化するためにエンジン・ダウンスピードのすべての潜在能力を引き出すには、システム・アプローチを必要とする。AllisonとVanDyneは2015年、エンジン・ダウンスピーディングに対する独自システム・アプローチの評価を開始したが、このプロセスの次のステップが最初のでも車両となった。評価対象となった潜在用途には長距離、地域、都市の走行条件が含まれる。
▽VanDyne SuperTurbo, Inc.について
VanDyne SuperTurbo(TM)は世界の自動車、トラック市場向けのSuperTurbo(TM)の設計、開発、販売に特化している。2009年創設の同社はコロラド州ラブランドに本社を置き、高度なターボ技術アプリケーションのリーダーである。VanDyne独自のSuperTurboシステムはエンジンおよび車両が重要な排出削減の達成、燃料節約の実現、全体性能の向上を可能にする。詳細はウェブサイトwww.vandynesuperturbo.com を参照。
▽Allison Transmissionについて
Allison Transmission(NYSE: ALSN)は中型・大型商用車向け完全自動トランスミッションの世界最大メーカーであり、都市バス向けのハイブリッド推進システムのリーダーである。Allisonのトランスミッションは、清掃、建設、消防、流通、バス、モーターホーム、国防、エネルギーを含むさまざまな用途で使用されている。1915年創設の同社は米インディアナ州インディアナポリスに本社を置き、世界で約2700人を雇用している。Allisonは80カ国以上にプレゼンスがあり、オランダ、中国、ブラジルに地域本社を構えるとともに、米国、ハンガリー、インドに製造施設を擁している。Allisonは世界に、独立した約1400の流通およびディーラー地点がある。詳細はウェブサイトallisontransmission.com を参照。
ソース:VanDyne SuperTurbo, Inc.
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