このプレスリリースは、2016年10月6日(現地時間)に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。原文は、以下のURLでご覧になれます。
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アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、心臓モニタリング機器を小型化/軽量化し目立たなくするとともに、動作寿命を延長する低消費電力の新しい生体電位AFE(アナログ・フロント・エンド)AD8233を発表しました。本製品は、多彩な機能を統合した単極誘導心電図(ECG)フロント・エンドを、コンパクトで使いやすい単一部品に搭載しています。通常、ECGフロント・エンドは個別部品で設計する必要があり、費用や設計時間が増加しがちです。すぐに使用可能な高集積AFE AD8233によって、こうした不要な費用や余分な時間を削減し、最終製品を短期間で開発できるようになります。また、重くかさばり目立つモニターは装着時の不快感を伴い、患者の日常生活の妨げになる場合もありますが、本製品は2.0mm×1.7mmという小型サイズであるため、簡単に装着できる小型/軽量のウェアラブル医療機器を設計できるようになります。さらに、動作寿命が長いことも心臓モニターの極めて重要な要素であり、継続的なモニタリングを保証し、再充電やバッテリー交換の中断なく、正確なデータを得るために不可欠です。マイクロアンペア・レベルの低消費電力を実現したAFE AD8233は、動作寿命を大幅に延長します。
最適なアプリケーション
・フィットネス、運動での心拍数モニタリング
・ポータブルECG
・ウェアラブル・リモート・ヘルス・モニター
・ゲーム機の周辺装置
・生体電位信号収集
主な機能と特長
・全てのアナログ回路を集積、2つの電極から生体電位信号を正確に調整
・システムレベルで性能を最適化(高速リストア、リードオフ、シャットダウン)
・右足駆動回路(オプション)
小型サイズに加え、単電源動作(1.7 V~3.5 V)のAD8233は、静止電流が50 μA(typ)と極めて低く、シャットダウン・モード(
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