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【アーバイン(米カリフォルニア州)2016年10月26日PR Newswire=共同通信JBN】
*水素を動力源とする燃料電池の採用が米カリフォルニア州で加速している。
水素充てんステーションの世界最大ネットワークを運営しているTrue Zeroは、初の100万マイルに達した60日後、カリフォルニア州の道路で200万マイルをゼロエミッション走行する動力を供給した。比較すると、同社が初の100万マイルを達成するのに9カ月かかっており、カリフォルニア州の燃料電池車が著しく増加していることを反映している。
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トヨタは昨年末、カリフォルニア州で燃料電池車Miraiの小売り販売を始め、ホンダは今年末までの同州で燃料電池車クラリティ(Clarity)の出荷を開始する。メルセデス・ベンツと現代もまた、近い将来に燃料電池車の小売りを開始する計画である。
True Zero(www.truezero.com)は、サンディエゴからオレンジ郡、ロサンゼルスを通してサンタバーバラ、サンフランシスコ・ベイエリア、タホ湖まで、ハリスランチのI-5コリドーにあるステーションを含めて全州の水素ネットワークに16カ所の水素充てんステーションを建設済みである。
True Zeroの親会社FirstElement Fuel(www.firstelementfuel.com)の創業者兼最高経営責任者(CEO)であるジョエル・エワニック氏は「カリフォルニア州に広がる水素ネットワークを持ち、ドライバーが4分間で充電し終わることによって、航続距離300マイルの燃料電池車は、ガソリン燃料車に取って代わり得ることを実証している。この種の傾向は、顧客が万能でありながらゼロエミッションの車両として、燃料電池車を選択していることを意味する」と語った。
True Zeroはカリフォルニア州エネルギー委員会、サウスコーストAQMD、ベイエリアAQMDからの助成金とともにトヨタ、アメリカンホンダから資金提供を受けて、水素充てんステーションを開発している。前例のないスピードで、初の16カ所の水素充てんステーションを完成したのに加えて、True Zeroはさらに2つのステーションの建設を始め、3番目のステーションの建設許可を取得する手続き中である。
エワニックCEOは「この小売り水素ネットワークを実現してくれた、カリフォルニア州からの資金供与とコミットメントに感謝している」と語った。
小売りの車両充電施設の開設以来、True Zero Networkは総量3万3800キログラム余りの水素に相当する、ほぼ1万2000回の充てんを行った。それはTrue Zeroのステーションが、水素燃料電池車によるゼロエミッション200万マイル余りの走行を果たし、二酸化炭素(CO2)排出量で推定190万ポンドを消去したことを意味する。
ソース:True Zero
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