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【ハーグ(オランダ)2016年11月17日PR Newswire=共同通信JBN】独立パネルは野生動物の密売組織のあるベトナムのニケに対する長期調査の結果から、ベトナム政府の緊急行動が必要であることを確認した。同パネルはベトナム政府が関連の国際条約による義務を遂行するよう求めている。
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この勧告は、野生動物の密売組織のあるベトナムのニケ(ハノイ北方わずか20キロ)に対する野生動物司法委員会の調査に関する2日間の公聴会( (リンク ») )に続くものである。同パネルは絶滅の危険があるサイ、ゾウ、トラなどが商店やソーシャルメディア経由で取り締まりを逃れていた映像、金銭の流れ、銀行口座、国境を超えた活動を含め、51人の調査結果を報告した。
調査結果は2016年1月、ベトナム政府当局に報告され( (リンク ») )、継続監視後の補完情報も2016年8月に報告された( (リンク ») )。広範な外交努力にもかかわらず、ごくわずかな行動がとられただけで、報告された調査の結果として最近1人が逮捕されたことが知られているだけである。
高く評価されている独立パネルは国際的な刑事警察、汚職の専門家で構成されている。ベトナム政府は公聴会に参加しないことを選び、参加資格のないオブザーバーを送っただけだった。公聴会には約300人が個人として出席し、そのほかに各国のオーディエンス多数がベトナム語、英語(ベトナムにあるかなりの数を含む)のライブストリーム経由でフォローした。
同パネルは全会一致で調査結果を高く評価し、ベトナム政府に対する具体的な勧告を発表した。
違法野生動物取引会議に関するハノイでの同日の政府集会( (リンク ») )はこれらの勧告について行動するよう野生動物司法委員会が要求しているものである。
野生動物司法委員会のオリビア・スワークゴールドマン事務局長は「国際的犯罪に取り組む最も尊敬されている人々が発言した。彼らの勧告パッケージは包括的であり、われわれが長年求めてきたものが含まれている。それは国際共同体がベトナム政府当局をサポートしてニケの大量の違法野生動物取引の規模にふさわしい法的処置をとること、これらの密売活動を後押しし、懐を肥やすためにアフリカで起きている希少種の虐殺の結果にふさわしい法的措置をとることである。行動するのに今よりよい時はない、あらゆる目をハノイに」と述べている。
このプレスリリースの全文は以下参照。
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Letitia Tudor
ソース:Wildlife Justice Commission
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