F5 ネットワークス、2016年度第4四半期の業績を発表

F5ネットワークスジャパン合同会社

2016-12-01 11:00

F5 Networks, Inc.(NASDAQ: FFIV、以下F5)は、2016年度第4四半期の売上高が5億2,530万ドルに達したことを発表しました。これは直前期の4億9,650万ドルから6%増、前年同期の5億130万ドルからは5%増となります。なお2016年度通年の売上高は20億ドルに達しており、これは前年度の19億2,000万ドルから4%増となります。
GAAPベースの2016年度第4四半期の純利益は1億890万ドル(希薄化後1株あたり1.64ドル)で、これに対し直前期は9,180万ドル(希薄化後1株あたり1.37ドル)、前年同期は9,700万ドル(希薄化後1株あたり1.36ドル)でした。通年のGAAPベースの純利益は3億6,590万ドル(希薄化後1株あたり5.38ドル)で、これに対し前年度は3億6,500万ドル(希薄化後1株あたり5.03ドル)でした。

株式報酬費用と取得無形資産償却の影響を除いた2016年度第4四半期の非GAAPベースの純利益は1億3,990万ドル(希薄化後1株あたり2.11ドル)で、これに対し直前期は1億2,170万ドル(希薄化後1株あたり1.81ドル)、前年同期は1億3,070万ドル(希薄化後1株あたり1.84ドル)でした。通年の非GAAPベースの純利益は4億9,620万ドル(希薄化後1株あたり7.30ドル)で、これに対し前年度は4億8,030万ドル(希薄化後1株あたり6.62ドル)でした。

GAAPベースと非GAAPベースの純利益の対比については (リンク ») より、連結損益計算書をご参照ください。

F5のプレジデント兼CEOであるジョン・マカダム(John McAdam)は次のように述べています。
「2016年度下半期に製品営業強化を実施した結果、この第4四半期に過去最高の売上と利益を達成できました。地域別では、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域が前年同四半期に比べ顕著に落ち込むという結果になりましたが、南北アメリカ地域とアジア太平洋地域、日本では堅調な成長が続いています。

現在この市場では、お客様にとっての当社製品の魅力を高める新たな状況が、様々な形で生まれつつあります。例えば、SSLトラフィックの統合管理へのニーズは高まっており、一貫性のあるセキュリティスタックをオンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドの全てに適用したいというご要望も強くなっています。また業務アプリケーションを、プライベートクラウドやパブリッククラウドへと移行するお客様も増えています。このようなトレンドに対応した新たな製品を提供することで、当社は2017年度以降も成長を続けられると信じています。

その一環として今四半期には、BIG-IPアプライアンスの刷新を行いました。この新製品ファミリー『BIG-IP iシリーズ』は、極めて高いパフォーマンスとスケーラビリティを実現しています。またソフトウェア制御可能でプログラマブルなハードウェアプラットフォームとなっており、プライベートクラウドでの展開はもちろんのこと、ハイブリッドクラウドの構築もシンプル化できるように設計された、複数の機能を装備しています。BIG-IP iシリーズは2016年9月中旬に出荷を開始したばかりですが、お客様からは好意的な反応をいただいており、今後1年を通じて着実な売上増大が見込めると期待しています。当社はこのBIG-IP iシリーズを始め、複数の新製品を2016年度下半期に市場投入していますが、これらが2017年度の収益向上をさらに加速すると確信しています」

2016年12月31日を末日とする2017年度第1四半期については、売上目標を5億1,000万ドルから5億2,000万ドルの間、GAAPベースの希薄化後1株あたり利益目標を1.40ドルから1.43ドルの間に設定しています。株式報酬費用と取得無形資産償却の影響を除く非GAAPベースの利益目標は1.92ドルから1.95ドルの間に設定しています。

GAAPベースと非GAAPベースの利益目標の対比を添付ファイルに示しています。

このプレスリリースの付帯情報

非GAAPベースの四半期予想利益との対比

用語解説

F5ネットワークスについて
F5は、アプリケーションが、データセンター、クラウドサービス、従来型ネットワーク、SDNなど、あらゆるIT環境において、いつでも、どこからでも利用可能となる柔軟なソリューションを提供しています。F5のオープンで拡張性の高いフレームワークは、幅広いパートナーエコシステムとの協業を通じ、ITの適用範囲を広げ、最適なIT基盤の構築を可能にしています。また、F5のソリューションは、国内外のリーディング企業、サービスプロバイダー、公共機関のIT分野で広く採用され、最先端のクラウド、セキュリティ、モビリティ環境の実現に貢献しています。
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