株式報酬費用と取得無形資産償却の影響を除いた2016年度第4四半期の非GAAPベースの純利益は1億3,990万ドル(希薄化後1株あたり2.11ドル)で、これに対し直前期は1億2,170万ドル(希薄化後1株あたり1.81ドル)、前年同期は1億3,070万ドル(希薄化後1株あたり1.84ドル)でした。通年の非GAAPベースの純利益は4億9,620万ドル(希薄化後1株あたり7.30ドル)で、これに対し前年度は4億8,030万ドル(希薄化後1株あたり6.62ドル)でした。
GAAPベースと非GAAPベースの純利益の対比については (リンク ») より、連結損益計算書をご参照ください。
F5のプレジデント兼CEOであるジョン・マカダム(John McAdam)は次のように述べています。
「2016年度下半期に製品営業強化を実施した結果、この第4四半期に過去最高の売上と利益を達成できました。地域別では、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域が前年同四半期に比べ顕著に落ち込むという結果になりましたが、南北アメリカ地域とアジア太平洋地域、日本では堅調な成長が続いています。
現在この市場では、お客様にとっての当社製品の魅力を高める新たな状況が、様々な形で生まれつつあります。例えば、SSLトラフィックの統合管理へのニーズは高まっており、一貫性のあるセキュリティスタックをオンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドの全てに適用したいというご要望も強くなっています。また業務アプリケーションを、プライベートクラウドやパブリッククラウドへと移行するお客様も増えています。このようなトレンドに対応した新たな製品を提供することで、当社は2017年度以降も成長を続けられると信じています。
その一環として今四半期には、BIG-IPアプライアンスの刷新を行いました。この新製品ファミリー『BIG-IP iシリーズ』は、極めて高いパフォーマンスとスケーラビリティを実現しています。またソフトウェア制御可能でプログラマブルなハードウェアプラットフォームとなっており、プライベートクラウドでの展開はもちろんのこと、ハイブリッドクラウドの構築もシンプル化できるように設計された、複数の機能を装備しています。BIG-IP iシリーズは2016年9月中旬に出荷を開始したばかりですが、お客様からは好意的な反応をいただいており、今後1年を通じて着実な売上増大が見込めると期待しています。当社はこのBIG-IP iシリーズを始め、複数の新製品を2016年度下半期に市場投入していますが、これらが2017年度の収益向上をさらに加速すると確信しています」
2016年12月31日を末日とする2017年度第1四半期については、売上目標を5億1,000万ドルから5億2,000万ドルの間、GAAPベースの希薄化後1株あたり利益目標を1.40ドルから1.43ドルの間に設定しています。株式報酬費用と取得無形資産償却の影響を除く非GAAPベースの利益目標は1.92ドルから1.95ドルの間に設定しています。
GAAPベースと非GAAPベースの利益目標の対比を添付ファイルに示しています。
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