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【チューリヒ2016年12月8日 PR Newswire=共同通信JBN】
国際軟骨修復学会(International Cartilage Repair Society、ICRS)は、世界的規模での関節軟骨損傷、病歴、治療のためのユニークな国際的データプールの構築を目指し、初めてのグローバルな、ウェブベースの患者登録をこのほど開始した。
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この患者登録は、臨床医、企業、健康資金提供者が利用できる多数のエビデンスを劇的に拡大し、急性軟骨損傷および初期の変形性関節症の治療における最も効果的、安全、経済的で臨床的に関連する治療、デバイスおよびプラクティスへの理解増進に利用できるプールされたデータを提供する。ICRSの会長、ケネス・R・ザスラフ博士は「これは多くの新技術により急速に変化している分野だ。患者登録はわれわれのメンバー間のケアと研究を調整することを可能にし、企業が関連する問題をより速やかに理解し、それによって彼らの技術の使用感を得ることを助ける。さらに、患者登録が、様々な治療を比較し、またそれにより前向きかつランダム化された研究へのより迅速な登録を円滑化し、その結果、患者ケアにおける改善のための全体的時間を短縮するためのプールされたデータソースとして機能することを、われわれは期待している」と述べた。
重要なことに、この患者登録はデータを利用するのに単純で直感的なウェブベースのインターフェースを使用している。まず初めに、患者は電子機器を使ってアクセスし、患者として登録されることに同意する。次いで臨床医は、臨床データを入力し、その後、患者登録側は患者本人に連絡して患者の結果スコアや合併症を記録する。新しいデータとともに、患者登録側はまた既存のデータセットを吸収することができ、それによりこれまで臨床試験中ないし既に小規模な患者登録に入っていた患者の長期的フォローアップの潜在的可能性を即座に支援することができる。ICRS Registry Steering Committee(患者登録運営委員会)委員長のレーラ・ビアント博士は「患者登録の1年目内に一部の患者や技術のための10年分のデータを組み込むことができるだろう」と語った。さらに、中核のプールされたデータと併せて患者登録ソフトウエアにより臨床医は追加のスコアないしそれらに関連するユニークな結果判定法を使うことができる。
患者登録の使用言語は発足時点では英語だけだが、2017年春には、さらに6か国語が加えられる計画だ。現時点でのデータは膝関節・足首に限定されているが、股関節と肩のデータは近い将来に組み込まれる。
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ICRSの目的は慈善である:ICRSは軟骨修復の分野における科学的研究と医師、科学者、患者、研究者間の知識の交換を標榜している。
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Email: ceo@cartilage.org
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ソース:The International Cartilage Repair Society(ICRS)
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