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エマウスライフサイエンス社の憩室症を対象としたL-グルタミン治療法の特許が日本で承認
- 関連特許は中国およびオーストラリアで承認-
- 特許は米国およびその他の国々で出願中-
カリフォルニア州トーランス市 -2016年12月14日 /PRNewswire-AsiaNet/ -- エマウス社は本日、憩室症治療を対象とした特許出願番号2014-547181が日本国特許庁から承認されたと発表しました。この出願承認は、オーストラリア(特許番号 2012355956、2016年11月3日)および中国(特許番号 104114165、2016年10月19日)での対応する特許の承認に続くものです。さらに関連特許を米国、欧州、韓国、ブラジル、ロシア、インド、メキシコ、インドネシアを含む世界中の地域で現在出願中です。
承認された日本出願特許によれば、L-グルタミンを治療に用いることで、憩室症の主徴候である消化管内の憩室数が有意に低下しました。現時点では、消化管内の憩室数を低下させることができるとしている上市済み治療法は他にありません。
本特許により権利保護される発明では、憩室症の治療法および/またはその組成物が対象とされています。より具体的には、憩室症の治療におけるL-グルタミンを含む組成物、および/またはその組成物の使用法となります。憩室症とは大腸壁に沿って袋状組織(すなわち、憩室)が形成する症状です。時間の経過とともに人によってはこの袋状組織に感染症を生じます(憩室炎)。疫学的研究から、この憩室症の罹患率が世界中で増加しつつあることが示されています。米国、欧州、オーストラリアでは、60歳以上人口の少なくとも50%が憩室症に罹患していると推定されています。日本における最近の研究では、調査対象集団(平均67.6歳)の20.3%で憩室症が認められました。
エマウス社の会長兼CEO、新原豊医学博士(公衆衛生学修士)によれば、同社は医薬品グレードのL-グルタミン(PGLG)を成人および小児患者における鎌状赤血球症の治療法として米国食品医薬品局(FDA)に販売承認を申請中であるのに加え、憩室症の治療法としても開発中です。「当社は、PGLGがより広い範囲のアンメットメディカルニーズを解決できる可能性を有すると確信しており、治療可能な適応症を拡大すべく開発を進めています」と新原博士は述べています。さらに、「今回のような承認済み特許により、当社の知的財産を守ることができ、当社が研究と製品開発を進めることが可能になります」と付け加えました。
同社は、鎌状赤血球症治療を対象としたPGLGの使用に関する新薬承認申請の判断について、FDAが処方せん薬ユーザーフィー法(PDUFA)に基づく新薬承認申請の審査期日を2017年7月7日に設定したことを最近発表しています。
エマウスライフサイエンス社について
エマウスライフサイエンス社は希少疾患の革新的な治療薬、治療法の発見、開発、商業化に携わっています。鎌状赤血球症についての同社の研究はハーバーUCLAメディカルセンターのロサンゼルス生物医学研究所にて、同社の会長兼最高経営責任者(CEO)である新原豊医学博士(公衆衛生学修士)が開始しました。詳しい情報はwww.emmauslifesciences.comをご覧ください。
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースの医薬品の研究、開発、潜在的商業化に関する記述部分については、1995年米国民事証券訴訟改革法に規定の「将来の見通しに関する記述」に該当する記述が含まれています。これらの記述はあくまで現時点での予想によるものであり、物事を遅らせたり、転換したり、変更したりすることによって実際の結果が著しく異なってしまう要因となる不確定要素や固有のリスクを含んでいます。その他のリスクや不確定要素については、エマウスライフサイエンス社が米国証券取引委員会に提出した報告書に記載されており、同報告書には年次報告書(Form 10-K)および四半期決算書(Form 10-Q)が含まれています。エマウス社が今回提供している情報は、プレスリリース発表時点での情報であり、エマウス社は新たな情報、将来の事象、またその他の結果として、「将来の見通しに関する記述」を更新する義務を負いません。
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(日本語リリース:クライアント提供)
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