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朝は指輪がすっきりはまったのに、仕事を終えて帰宅したら「指輪がきつい!」なんて経験はありませんか?なぜ、夕方になると手や指はむくむのでしょう。その原因と、手軽にできるむくみの解消法を紹介します。
■なぜ夕方になると手がむくむ?
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むくみは、「よぶんな水分」がたまった状態です。水分をとると、腸で吸収され、血管を通って全身に運ばれます。血管の末端からしみ出した水分は、細胞の間をめぐったあと、通常は静脈やリンパ管から回収され、ふたたび血管に戻ります。ところが、しみ出す水分の量が多過ぎたり、血管やリンパ管が水分を回収しきれなかったりすると、これらのよぶんな水分が皮膚の下にたまってしまいます。これが「むくむ」という状態です。
また、水分は重力にしたがって落ちてくるため、立って手指を下げた姿勢でいるときは身体の下側にある指先にたまります。起きてから寝るまでの間に徐々にたまっていくので、日中よりも夕方や夜になるにつれて、どんどんむくんできます。
また、歩行中に手をふると、遠心力の働きで水分は手の先端にある指先に集まります。そのため、帰宅した直後などは特に指先がむくみやすいのです。
■手や指のむくみを解消する4つの方法
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基本的にむくみは夜寝ている間に解消するものですが、夕方に手や指のむくみが気になるときや朝になっても手や指がすっきりしないときの対策を紹介します。
1. ハンドマッサージ
日中、自宅でテレビなどを見てリラックスしているときは、ハンドクリームをつけて指先から指のつけ根に向かって指をなで下ろします。帰宅後など、手を洗うときにハンドソープをつけて同様にマッサージするのも有効です。
2. 電車でつり革をつかむ
水分は重力にしたがって高いところから低いところへと流れます。このため、手を心臓より高い位置に上げると、水分が心臓に戻りやすくなり、むくみの解消につながります。このときのポイントは、ひじも心臓より高い位置に上げること。ひじが心臓より低い位置にあると、水分がひじのあたりに滞って、心臓に戻りきれないからです。
3. 手を高く上げてエクササイズ
オフィスや自宅にいるときは、手を心臓より高い位置に上げて、ぶらぶらふったり、グーパーを繰り返したりして、手の先にたまった水分を心臓に戻しましょう。
4. 炭酸入浴中にマッサージ
湯船で入浴をすると、温熱作用や水圧作用により、血めぐりがよくなって水分の回収が促進され、むくみの解消に。炭酸ガス入りのお湯なら、末梢の血管を拡張し、血流を促進するため入浴効果がより高まります。このタイミングで上記のハンドマッサージをすることで、さらに効果的にむくみを解消できます。
※むくみは上記のほか、薬の副作用、甲状腺・腎臓・心臓などの疾患が原因で起きる場合があります。つらい症状が出る、症状が長引くといった場合は内科などの医療機関を受診しましょう。
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写真:PIXTA
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