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【アルバカーキ(米ニューメキシコ州)2017年5月17日PR Newswire=共同通信JBN】先進運転支援システム(ADAS)と自動運転のためのソリッドステート車載LiDAR(光検出・測距)発光技術の大手プロバイダーであるTriLumina Corp.は17日、証券発行と借り入れによって新たに900万ドルの資金調達を完了したと発表した。同社は採算可能な車載LiDARシステムの普及に向けたコスト効率の良い小型LiDAR発光モジュールの開発の加速に、この資金を利用する。資金を提供したのはKickstart Seed Fundのような新規投資家のほか、Stage 1 VenturesやCottonwood Technology Fund、DENSO(デンソー)Ventures、Sun Mountain Capitalといったこれまでの出資者も再投資した。
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Cottonwood Technology Fundのレイ・キンタナ氏は「TriLuminaは自動運転を基本的に可能にするLiDAR発光モジュールのビジョンを追い求めている。この技術に対するCottonwoodの継続投資によって、この必要不可欠なADAS機能の未来が確かなものになる」と話す。
Sun Mountain Capitalのパートナーのリー・ランド氏は「TriLuminaが車載LiDAR市場にもたらしたユニークに差別化された発光技術に、われわれは大いに注目している。TriLuminaへの投資で、LiDARシステムを広い主流市場に押し出す彼らの技術力に対する信頼を強めている」と述べた。
TriLuminaの強力な発光モジュールで低価格の新LiDARセンサーシステムの開発が加速され、安全性が高い未来の自動運転技術が実現する。TriLuminaの発光モジュールはコスト効率に優れた小型で堅ろうな容器に高解像度な長距離センサーを搭載しており、現在の自動運転車両公開試験に使用される高価でかさばるスキャンLiDARに取って代わって、半自動運転および自動運転車両の商用展開を成功に導く。
TriLuminaは初期の技術開発から、自動車業界の一流企業にソリッドステートLiDAR発光モジュールをサンプル出荷する段階に移行した。この進展によって自動運転が大衆市場で実現するのに一歩近づくことになる。
TriLuminaのブライアン・ウォン最高経営責任者(CEO)は「TriLuminaは車載LiDARのためのフリップチップの裏面発光VCSEL(垂直共振器面発光レーザー)アレーに基づく低コストのレーザー発光モジュールの開発にまい進する。今回の資金調達によってわが社は、顧客のための製品の向上と製造サプライチェーンの構築、品質インフラの完成が可能になり、近未来の自動運転世界に向けた製品を供給できるようになる」と語った。
▽TriLumina Corp.について
TriLuminaは自動運転とADASシステムを実現するソリッドステート裏面発光VCSELレーザーアレー技術で世界をリードするプロバイダーである。TriLuminaの高出力レーザー発光体は光検出と測距(LiDAR)とドライバー・モニタリング・ソリューション(DMS)向けに低コスト、小型形態要素、高出力発光を提供する。詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。
ソース:TriLumina Corp.
▽問い合わせ先
Luke Smithwick
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luke@trilumina.com
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