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【西安(中国)2017年5月19日新華社=共同通信JBN】最新のロジスティックス産業に向かうHNA Groupは、その組織設計の重要な活動の1つとして5月18日、中国西部の大都市、西安にHNA Modern Logistics Groupを正式に設立した。その一方、上海-西安-アムステルダムと西安-上海-アンカレッジ-シカゴを結ぶ2つの大陸間貨物航空路線を開設した。中国の西安と欧州、米国を結ぶこの貨物航空路線は重要な貨物路線であり、中国のシルクロード経済圏を強力にサポートする。
発表によると、この2つの国際貨物航空路線では1週間に1便の運航を4月13日と14日のそれぞれに試験運用が行われた。1カ月の試験運用期間の後、この2つの航空路線は国際輸送の分野において大きな地位を占める。生鮮製品の他に電気製品、高付加価値の輸出入製品もこの2つの航空路線で輸送されている。HNA Logistics Groupは将来的に、世界的な貨物ネットワークの軸として西安を中心に大陸間の航空貨物航路を拡大する方針といわれている。
HNA Modern Logistics Groupの創立式典の場で、HNA Modern Logistics Groupの会長兼最高経営責任者(CEO)ジャン・ウェイリャン氏は、中核事業の1つである航空貨物によってHNA Modern Logistics Groupはグローバルな航空貨物ネットワークを構築し、中国の西安に「中国のメンフィス」を作ると表明した。ジャン・ウェイリャン氏は「中国の一帯一路構想を徹底的に実行するにつれて中国と世界の貨物市場の協力は拡大する。ロジスティックスと経済取引の観点から、他の国とつながることは中国により多くの利益を生む」と述べた。
24年間にわたって事業を展開してきたHNA Groupは、事業、ロジスティックス、資金フローと情報フローの統合と開発の促進に常にコミットしている。その中でも、航空・観光、ロジスティックス、最新の金融サービスといったHNA Groupの中核3事業の1つの中にあって、HNA Modern Logistics Groupはロジスティックスが集中分野であり、重要度を高めている。
ソース:HNA Modern Logistics Group
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