テクトロニクス、MDO4000Cシリーズ・ミックスド・ドメイン・オシロスコープを発表し、統合型計測器のラインアップを拡充

テクトロニクス

From: Digital PR Platform

2015-12-09 10:51


報道発表資料
2015年12月9日

テクトロニクス(代表取締役 米山 不器)は、本日、スペクトラム・アナライザ機能を含む、最大6つの計測器機能を1台に統合できるMDO4000Cシリーズ・ミックスド・ドメイン・オシロスコープを発表します。MDO4000Cシリーズは、高性能オシロスコープをベースに構成されている6-in-1計測器です。エンジニアは時間と共に変化する重要な測定課題に合わせてアップグレード、あるいは、ニーズの変化や予算に応じて機能を追加することもできます。

MDO4000Cシリーズは、従来のMDO4000シリーズと同様に、アナログ波形、デジタル波形、RFスペクトラム波形を同期観測できるため、IoT(Internet of Things)、その他の組込みアプリケーションのデバッグに最適です。今回新たに、コア機能であるオシロスコープに加え、オプションとしてスペクトラム・アナライザ、任意波形/ファンクション・ジェネレータ、ロジック・アナライザ、プロトコル・アナライザを追加できるようになりました。デジタル・ボルトメータ(DVM)機能は、製品登録により無償でご利用いただけます。

テクトロニクス、メインストリーム・オシロスコープ、ジェネラル・マネージャのクリス・ウィット(Chris Witt)は、次のように述べています。「統合型計測器は、単一の計測器に比べより多くのデバッグ、解析に対応できます。設計スケジュールを予定通り進め、製品をいち早く市場に投入することができることから、お客様から非常にご好評をいただいています。性能を向上させ、6-in-1プラスと呼ぶMDO4000Cシリーズは、困難な設計課題解決のベスト・ツールです」

MDO4000Cシリーズのオシロスコープ機能としては、ロング・メモリ、高速サンプル・レートと高速波形取込レートを備え、取込みが困難な課題にも対応可能です。MDO3000シリーズと比較して、以下の項目が強化されています。

・強化されたオシロスコープ性能 - レコード長:20Mポイント、最高サンプル・レート:5GS/s(全チャンネル)、波形取込レート:340,000波形/秒以上、50%以上大きなディスプレイ
・最高6GHzのスペクトラム・アナライザ - スペクトラム・アナライザ性能を強化し、時間と周波数のドメインで同期のとれた観測を実現し、ベクトル信号解析も可能
・ロジック・アナライザのタイミング分解能は最小60.6ps。チャンネルごとに独立してロジック・スレッショルドが設定できるため、複数のロジック・ファミリの同時取込みが可能
・最高500Mbpsのトリガによる、最大3つのバスに同時対応可能なプロトコル解析機能

スタンドアロンの計測器に比べると、MDO4000Cシリーズは、複数の計測器の確保やセットアップの時間を削減し、性能に妥協することのない、優れた価値を提供します。また、統合による操作性も強化されています。例えば、内蔵の任意波形ジェネレータは、オシロスコープで簡単に波形を取込み、編集し、ジェネレータ経由で再生できるため、信号に簡単にノイズを加えてマージン・テストを行うことができます。

作業ベンチ・スペースの節約と操作性の向上はMDO4000Cシリーズが受け継ぐDNAの一部ですが、導入と維持の容易性についても大きな特徴の1つです。MDO4000Cシリーズは、100万円未満の価格で基本オシロスコープとしても構成できます。3GHzまたは6GHzのスペクトラム・アナライザ、任意波形/ファンクション・ジェネレータ、16のロジック・チャンネル、プロトコル・サポートは、製品購入時に追加、もしくはアップグレードとして後から追加することもできるため、時々におけるニーズ、予算に正確に合わせることができます。オシロスコープの周波数帯域も200MHzから1GHzまで拡張可能であり、いつでもアップグレードできます。

<テクトロニクスについて>
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。65年以上にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、ならびに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界22カ国で事業を展開し、優れたサービスとサポートを提供しています。詳しくはウェブ・サイト(jp.tektronix.com)をご覧ください。


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