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【ルガーノ(スイス)2017年6月2日PR Newswire=共同通信JBN】偽美術品を絶つための大きな一歩として、スイスの関係者によって支配されている南アフリカの新興企業Artentika (Pty) Ltdは、美術品が本物かどうかを判定するために開発された画期的な技術の特許を申請したと発表した。
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Artentikaのアルベルトス・ヘルデンホイス最高経営責任者(CEO)は「われわれの発明は、その作品の複合レンダリングを作り出すため、他の技法と組み合わせて量子技術かDNAのいずれかを利用している。芸術家の用具や材料との相互作用は、独特の『指紋』を生み出している。すなわち、その材料の分子構成が加えられると、人は複製することが不可能な独特の多元的な『artomatrix(TM)』を手に入れる」と語った。
ヘルデンホイス氏と彼のチームは大きな犯罪科学システムとアクセス制御の装置において指紋生体認証の数十年に及ぶ経験を持っており、第三世界とハイテクの環境の両方でそれらを開発してきた。ヘルデンホイス氏は「事実上、検出できない指紋から有益なデータを抽出するわれわれの独特の能力により、FIFAは-関連会社を通じ-われわれを選び、チューリヒの本部に指紋アクセス制御システムを導入した」と語った。同様に量子技術に引き付けられ、ヘルデンホイス氏は物体・人体認証において幾つかの技術を共同開発し、特許を受けた。同氏は「4年前に、しかしながら、それはわれわれにAutomated Art Authentication System(AAAS)(TM)を研究するのを促した自動指紋識別だった」と説明する。
Artentikaは、その分野においてデータ収集を可能にするため、持ち運び可能な装置を利用している。ヘルデンホイス氏は「住宅や会社、保税倉庫から研究室に絵画を移すことは厄介で、お金がかかり、損傷や盗難、置き換えの危険がいつもある。われわれが量子ルートを選べば、われわれはスーツケースの大きさの多機能装置を利用する。1回のスキャンに擁するのは4分以内だ。その後、われわれは同じ芸術家による幾つかの作品をスキャンすることによって参考データベースを作り、調査中の作品をこのデータベースと比較する。われわれは24時間以内に報告書を発行する。例えば付加的な作品が存在しなかったり、それらにアクセスできなかったりする場合のように、DNAを利用することが必要となれば、そのプロセスはより時間がかかり、数日あるいは数カ月を必要とするかもしれない」と強調する。
ArtentikaのSwiss Art Authentication Serviceは今年秋に利用できるようになる。同社は、収集家は別として、美術館やオークション会社、金融機関、保険会社、政府機関が顧客になることを期待している。ヘルデンホイス氏は「われわれは確実に世界の最も興味深い美術ミステリーの幾つかを解決することを楽しみにしている」と話している。
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ソース:Artentika (Pty) Ltd
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