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Guger Technologies OG - mindBEAGLE:完全型閉じ込め症候群患者とのコミュニケーションを可能にする世界初EEGベースBCIシステム
グラーツ(オーストリア)、2017年6月13日/PRニュースワイヤー/--
Frontiers in Neuroscienceが、世界初で唯一のEEGベースのブレインコンピュータインターフェイス(BCI)としてmindBEAGLEを発表する記事を最近発行しました。EEGベースのBCIは、閉じ込め症候群(LIS)、完全型閉じ込め症候群(CLIS)あるいは意識障害(DOC)に苦しむ患者とのコミュニケーションを可能にします。これら患者は、視覚刺激に頼らず使いやすいBCIを必要としていることが広く知られています。非視覚的な誘発電位と運動イメージをベースにしたパラダイムは、これらの患者に効果があります。そのため、mindBEAGLEが開発されており、20分足らずで聴覚、振動触覚(共にP300に基づく)、運動イメージ・パラダイムと連動します。研究では、12人のLIS患者のうち9人が振動聴覚または運動イメージ・パラダイムを用いてコミュニケーションを取ることができました。さらに、2人のCLIS患者がmindBEAGLEシステムでコミュニケーションを取ることができました。この結果は、同システムによってさまざまな患者がコミュニケーションを取り戻すことが出来ることを示しています。
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パレルモ大学(イタリア)の臨床研究センターの神経学者であり、『Journal of Neuroscience』での今回の発表の共著者であるRossella Spataro医学博士は、次のように述べています。「この論文で報告しているデータは、実世界の状況で収集されたもので、BCIは、複数の神経障害の管理に革命を起こすことができることを示しています。随意運動や発話の相当なあるいは完全な喪失にもかかわらず、LIS患者とCLIS患者はこの技術を用いて環境と相互作用して意思決定に参加し続けることが出来ます。この成果によって、患者の生活の質は劇的に改善されるでしょう。」
Spataro医学博士と、mindBEAGLE のおかげでCLIS患者である母親とやっと話せた娘へのインタビューは
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Frontiers in Neuroscience のオンライン出版:
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Sarah Breinbauer | Guger Technologies OG
電話: +43 7251 222 40 | 電子メール: breinbauer@gtec.at
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ソース:Guger Technologies OG
(日本語リリース:クライアント提供)
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