シンガポールのヘルスケアのリーダーらがHealthcare 2020マスタープラン実現のため集う

HIMSS Asia Pacific

From: 共同通信PRワイヤー

2017-06-27 11:50

シンガポールのヘルスケアのリーダーらがHealthcare 2020マスタープラン実現のため集う

AsiaNet 69031 (0931)

【シンガポール2017年6月27日PR Newswire=共同通信JBN】シンガポールおよび地域のヘルスケア(医療・保健)のリーダーらが、9月11日-14日にマリーナベイ・サンズで開催されるHIMSS AsiaPac17に集合する。会議のテーマは「チームベースのケア:患者とプロバイダーの一体化」( (リンク ») )で、9月12日に主賓の情報通信省およびシンガポール保健省のチー・ホン・タット国務次官が開会演説を行う。

これまでのところ、会議には35人以上のVIPゲスト( (リンク ») )が出席し、20以上の組織、5つの主要なスポンサーが後援する予定である。地域リーダーらからなる各組織委員会( (リンク ») )が企画した5種類のプログラム( (リンク ») )では、それぞれ世界をリードする講演者が基調講演を行う予定だ。

JurongHealth病院の最高医療情報学責任者で、HIMSS AsiaPac17組織委員会議長のガマリエル・タン准教授は「2017年は、シンガポールがHealthcare 2020マスタープランに向けて前進する重要な年になりつつある。ヘルスケアのアクセシビリティー(利用しやすさ)、クオリティー(質)、アフォーダビリティー(経費の適切性)を向上させるため、従来の6つの公的部門(集団)は3つの部門に統合される予定で、プライマリーケア(初期診療)と救急治療をより一体化させるため、新たな総合病院グループであるNational University Polyclinic (NUP、国立大学総合病院)がすでに創設された。新たな3部門はNational University Health System (NUHS、国立大学保健システム)、SingHealth、National Healthcare Group(NHG、国立ヘルスケアグループ)で、いずれもHIMSS AsiaPac17の後援組織となっている。そのことは、今年のイベントがこの大規模な国家的変革を支援する結果を促すためのコミットメントというより大きな責任を負っていることを意味するものだ。ほかの組織委員会やHIMSSとともに、われわれはタイムリーで、ケア変革に役立つ重要な課題に対処するプログラムを開発していく方針だ」と述べた。

シンガポールのヘルス部門は同地域で最も成熟した部門の1つとなっている。シンガポールの公立病院はすべて、HIMSS Analytics Electronic Medical Record Model(EMRAM)のステージ6以上を達成しているという比類ない状況の下で、最近さらに、JurongCommunity Hospitalがステージ6に追加されるなどシンガポールは飛躍を続けている。また急成長している民間部門もまた、官民協力を通じてIT採用ギャップを埋めつつある。デジタル成熟はさておき、施設統合に向けたシンガポールの明確なビジョンを持ったマスタープランは、Singapore General Hospital(シンガポール総合病院)キャンパスや2022年から段階的にオープンするWoodlands Integrated Campusの10年拡張計画のような長期間有効なプロジェクトを生み出している。

現場では、SMARTヘルス構想が先導している。テレヘルス(遠隔医療)技術が現在6つのヘルスケア施設で実装されている。各病院は安全性と患者体験を向上させるプロジェクトを実施している。これらのプロジェクトには、SingHealth PolyclinicsのAutomated Medication-Collection Lockers(自動投薬ロッカー)、Changi General HospitalのInfection Control Management System(感染制御管理システム)、Tan Tock Seng HospitalのEmergency Department Decision Support System(救急診療部決定支援システム)などがある。

ステップダウンケアでは、Tote Board Community Healthcare Fundが、保健省、Agency for Integrated Care(AIC、統合ケア局)と協力して、生涯ヘルスケアの革新的アイデアをもたらすために2019年までに2億3000万ドルを投入することにコミットした。

HIMSS Asia Pacificのエグゼクティブディレクターのサイモン・リン氏は「HIMSSはまたシンガポールに戻ってきたことに興奮しており、現地の組織やIHiS、保健省からのゆるぎない支援を受けてうれしく思っている。過去10年間にわたり、HIMSS AsiaPac年次会議・展示会は、この地域におけるITヘルスケア環境の形成を支援してきた。第11回となる今年のこの重要イベントは、独自の異なった代表の経験を提供することを約束する。そこでは参加者は特別に企画された能力強化のワークショップやベストプラクティスのケーススタディーを見つけ、また地域コミュニティーや業界双方からの最高クラスのものへの表彰に立ち会うことが期待できる。この体験を完璧なものにするため、ASEANおよび太平洋地域で初のHIMSS EMRAMステージ7の病院となったNg Teng Fong General Hospitalが、アジア太平洋地域から来た同僚たちのために特別に仕立てたガイドツアーを主催する予定である」と語った。

HIMSS AsiaPac17の詳細な情報は、IHE World Summit( (リンク ») )、Smart Nursing Competency Workshop( (リンク ») )、HIMSS-CHIME Cybersecurity Essentials for Healthcare Executives( (リンク ») )、AHIMA Health Data Analytics Workshop( (リンク ») )および会議後の病院視察( (リンク ») )を参照。

現在、参加申し込み受け付け中。イベントの最新情報はウェブサイト( (リンク ») )を参照。

ソース:HIMSS Asia Pacific

▽問い合わせ先
Melissa Leong
Marketing and Strategic Relations Manager
6664 1181,
mleong@himss.org


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