ディスラプションを乗り越え成長へ:アジア太平洋のビジネスリーダーたちが適応・方向転換を模索

Heidrick & Struggles

From: 共同通信PRワイヤー

2017-06-28 15:21

ディスラプションを乗り越え成長へ:アジア太平洋のビジネスリーダーたちが適応・方向転換を模索

AsiaNet 69103 (0961)

【大連(中国)2017年6月28日PR Newswire=共同通信JBN】
*ハイドリック&ストラグルズの新しい調査によると、アジア太平洋地域のエグゼクティブの大半がディスラプティブな圧力が増大しており、自分の企業は十分な準備ができてないと懸念
*自分の企業がディスラプションに対応する準備が整っていると考えているエグゼクティブは、その成功の要因として「自社従業員の力量」を頻繁に挙げる

世界のエグゼクティブ・サーチ、リーダーシップ・コンサルティング、カルチャー・シェーピング・サービスの大手プロバイダーであるハイドリック&ストラグルズ(Heidrick & Struggles)( (リンク ») )(Nasdaq: HSII)の新しい調査によると、アジア太平洋地域の最高経営責任者(CEO)などの経営幹部レベルのエグゼクティブは、今後18カ月間に自分の企業が、増大するディスラプティブな圧力に直面すると予想している。

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アジア太平洋地域の上級エグゼクティブ558人を対象に実施した調査によると、回答者の80%は、18カ月前に比べて自分の会社が増大するディスラプション(注1)に直面しつつあることに同意し、83%は今後1年半でこの圧力が高まると予想している。 だが、自分の企業が予想される市場のディスラプションに直面する準備が整っていると考えているのは回答者の半数以下(44%)だ。

ハイドリック&ストラグルズのアジア太平洋・中東地域リーダーであるスティーブ・マリンジャー氏は「これらの結果は、アジア太平洋地域の多くのエグゼクティブが、自分の企業にはディスラプションに適応し、対応するための組織能力と人材が不足している可能性があると感じていることを示している。リーダーシップ、人材、および不確実な時期であってもパフォーマンスを向上させる能力を結集するような企業が競争優位性を獲得するのだ」と語った。

報告の全文は以下のサイトを参照。 (リンク »)

自分の企業がディスラプションに対応する準備が整っていると考えているアジア太平洋地域のエグゼクティブが、彼らが自信を持つ主な要因として挙げているのは、第一に「従業員の力量」で、次いで自社の「顧客ニーズの優れた理解」、「戦略的方向性を迅速に変える能力」である。

今後数カ月以内に自社のディスラプションを招く可能性が最も高い要因についての質問に、エグゼクティブは「サービス、利便性、またはコストに対する顧客の期待が高まっている」ことだとの回答が最も多かった。「新しい、テクノロジーにより可能となったビジネスモデル」および「テクノロジー変化のスピード」という形でのテクノロジーも大きな関心として指摘された。

さまざまなオペレーティング環境でパフォーマンスを加速させる企業の能力を奨励・抑制する要因に対するハイドリック&ストラグルズの多年にわたる研究努力は、結集・動員能力、実行能力、変革能力、およびアジリティーの4つが最も重要な要因だと特定した。これらの要因は、地域全体のビジネスにおける強さと弱点を理解するための有用な構造を提供する。

*結集・動員能力:アジア太平洋を通じた強さ
組織を結集、動員するためには、リーダーが魅力的な野心と目的、および戦略的な優先順位の単純なセットに基づいて、連携した行動を促す必要がある。多くの場合、アジア太平洋地域のエグゼクティブは、自社はこれをうまくやっていると考えている。エグゼクティブ約4分の3(74%)は、顧客は自社の製品やサービスを常に優れたものとみており、3分の2(66%)は、自社の経営トップは必要なときに大胆な決定を下せると回答した。

*実行能力:人材に関する懸念が根底に
エグゼクティブの約3分の2(65%)は、自社が実行と継続的な改善に一貫して優れた成果をもたらすためリソースを活用し合理化しているとの見解に同意した。しかし、自社組織の構造を理解・運営しやすいと考えるのは半分(51%)しかいない。さらに悩みの種がある。従業員がコミットしたものを常に提供していると答えたのは半分未満(49%)で、自社が市場で最高の人材を引き寄せていると思っているのはこれよりも少ない(42%)。自分の企業がディスラプションを乗り切れると考えているエグゼクティブがその成功要因として「自社従業員の力量」を頻繁に挙げていることを考え合わせると、これらの調査結果は驚くべきものだ。

*変革能力:大きな力
ビジネス変革は主に、企業内の人々が考える方法の変革、そしてそのリソースが組織され、配置される方法を変革することを意味する。そのため、アジア太平洋地域のエグゼクティブの58%が、新しい成長エンジンの創出と既存のビジネスを市場に先駆けて再構築するために、自社が実験し革新することに同意したことは注目に値する。同様に、回答者の3分の2以上(68%)は、自社がイノベーションとディスラプティブな思考を奨励することに同意した。それにもかかわらず、いくつかの企業にとっては、閉鎖的な思考が課題に見える。半数以上(54%)が、1つの組織として働くために縦割り構造を解体すると回答したが、4分の1はこれに反対、ないし強く反対している。

*アジリティー:機会と脅威を特定し、落ち込みから迅速に回復する
アジリティーは、アジア太平洋地域のエグゼクティブが最も関心を寄せている組織能力だ。半分以下(46%)が「競争優位を生み出すために、競合他社よりも速いペースで適応し、方向転換する」との見解に同意した。これより少ないエグゼクティブ(43%)は、未来への準備に十分な時間を費やしていると答えた。自分の会社は過去の成功や失敗からの学習に基づいて、素早く変革する(57%)、柔軟性と対応力が強みの1つである(60%)、 困難な状況は自社が成長するための好機だ(68%)と、半数以上が答えたことはより有望な材料である。

▽ハイドリック&ストラグルズ(Heidrick & Struggles)について
ハイドリック&ストラグルズ( (リンク ») )(Nasdaq: HSII)( (リンク ») )はリーダーシップ・コンサルティング、カルチャー・シェーピング、上級エグゼクティブ・サーチ・サービスの大手プロバイダーとして、世界トップ組織のエグゼクティブ人材とリーダーシップのニーズに応えている。ハイドリック&ストラグルズは60年以上前にエグゼクティブ・サーチという専門的職業の先駆者となった。同社は現在、信頼できるアドバイザーとしての役割を果たしており、統合リーダーシップ・ソリューションを提供し、顧客が世界と1つの経営陣を同時に変革するのを手助けしている。 (リンク »)

(注1)この調査でわれわれはディスラプションを「新しいテクノロジー、製品/サービス、競合他社、または予期しない外的事象から生じた産業の競争的バランスにおける突然で、形勢を一変させるような変化」と定義した。

▽メディア問い合わせ先
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Marketing & Communications Manager, Asia Pacific
+852 2103 9329
klau@heidrick.com

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ソース:Heidrick & Struggles

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