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ナニートン(英国)、2017年7月5日/PRニュースワイヤー/ --
・車両排出ガス検査の増加に対応して開発された新たなセンター
・世界的コンプライアンスのためのエミッション・テストを提供
先端エンジニアリング、研究、製品テストで世界をリードするホリバマイラ(HORIBA MIRA)は、専用の先端エミッション・テスト・センター(AETC :Advanced Emissions Test Centre)を開設し、同社のテストおよびエンジニアリング能力を強化しました。
排出ガス関連の検査の増加、ならびに新たな法律で詳細かつますます複雑な検査方法が求められることに対応して開発されたAETCは、HORIBA MIRAのエンジニアリング施設への総額およそ8百万ポンドの投資を示しています。
AETCの施設は、ユーロ6(Euro 6d)の乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP:Worldwide Harmonized Light Vehicles Test Procedure)などの世界的コンプライアンスのためのテスト能力を提供、また実路認証(RDE:Real World Driving Emissions)のテスト能力も組み込んでいます。
1万2000平方フィートの同施設は本日、堀場製作所(HORIBA)代表取締役会長兼社長の堀場厚により正式オープンしました。
英国ナニートンのHORIBA MIRA本部にあるこの施設は、四輪駆動(4WD)耐候シャーシ・ダイナモメーターを中心にしており、耐候ソーク室3室とアンビエント・ソーク室1室があります。4WDダイナモメーター、気候条件の範囲、最先端のHORIBA排出ガスシステムの組み合わせにより、-20℃から35℃の気候条件における排気汚染物質を特定することができます。施設のエンジニアは自動車メーカーと緊密に連携し、追加のRDE型式認証(Type Approval)など、現在および予測しうる将来の排出ガス規制に適合するあらゆる排出ガステストを提供します。
新施設はHORIBA MIRAにおいて多数の高価値のエンジニア職を新たに生み出しましたが、生産能力が増大したため、2018年にまで拡大を続けます。
HORIBA MIRA CEOのジョージ・ギレスピーは、次のようにコメントしました:「HORIBAグループとともに先端エミッション・テスト・センターを正式オープンすることを大変誇りに思います。自動車メーカーは今後、イングランド中部のわが社の本部内にある1か所で、世界レベルの施設やエンジニアを利用して自社の車を新しい排出ガス規制に適合させることができるようになります」
「AETCの開設は、自社の広範な専門知識と最新鋭の施設を使って顧客とともに世界をリードする製品を開発するというわが社の決意を表しており、先端エンジニアリングにおけるグローバルリーダーとしてのわが社の地位をあらためて示しております」
8百万ポンドの戦略的投資はHORIBAグループが行いましたが、2015年7月にマイラ(MIRA)がHORIBAに加わってから今日までの投資確約額は約2500万ポンドになります。同センターは、共同でプロジェクトの管理、企画、統合を先導するHORIBA日本とHORIBA MIRAのほか、英国のホリバ・テストオートメーション(HORIBA Test Automation)、ホリバUK(HORIBA UK)、ホリバ・フランス(HORIBA France)、ホリバ・ヨーロッパ(HORIBA Europe)のホリバグループ6社を初めて一つにするものです。
AETCは、2014年以来初めてHORIBA MIRAにオープンする新設のテスト施設です。開業は、現在開発の第2フェーズにあるマイラ・テクノロジー・パーク(MIRA Technology Park)への最近の投資に続いて行われました。マイラ・テクノロジー・パークは、自動車技術クラスターのトップとしての世界的な評価を急速に高めており、ヨーロッパにおける戦略的輸送部門の研究開発拠点として広く関心を集めています。
情報源:HORIBA MIRA
HORIBA MIRAおよび施設、能力に関する詳細は、www.horiba-mira.comをご覧になるか、+44 2476 355 000までご連絡ください。HORIBA MIRAの新しいAETCビデオコンテンツをダウンロードするには、 (リンク ») をご覧ください。
(日本語リリース:クライアント提供)
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