AsiaNet 69252 (1023)
【蘭州(中国)2017年7月10日新華社=共同通信JBN】第23回蘭州投資貿易商談会(Lanzhou Investment and Trade Fair)は10日午後閉幕した。この地方商談会は一帯一路構想を主要テーマの一つに掲げており、同構想の経済、交易活動によってますますグローバルなものとなっている。
今年の蘭州商談会では、シルクロード経済ベルトに関わる国々に加え、21世紀海のシルクロード沿いの国々との交易が増加した。蘭州商談会組織委員会副委員長のチャン・チェンフェン甘粛省政府副書記によると、今回の商談会には初めてネパールとマレーシアを主賓として招請した。
蘭州商談会には、世界36カ国やいくつかの国際的組織から代表が来訪し、27人の外務省関係者や大使らが出席した。同商談会には内外から約3万2000人が参加した。
チャン氏によると、外国からの来訪者は前回比30%増と過去最高に達し、地方商談会をさらに国際的なイベントにした。
甘粛省は蘭州商談会開催前に206件、総額2116億元にのぼる大型投資プロジェクトを選定した。プロジェクトの多くは商談会開催中に調印された。プロジェクトの内訳は農業分野が12%、工業分野が30%、サービス部門58%となっている。製造装置関連、中国伝統医薬品、非鉄金属・冶金、近代農業、全般的ヘルスケア、エコツーリズムその他の分野を含む、一連の大型投資プロジェクトは10日午後の閉会式の際に調印された。
ソース:The Organizing Committee of the Lanzhou Investment and Trade Fair
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。