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【ミュンヘン2017年7月27日PR Newswire=共同通信JBN】スタートアップのSono Motorsは発表イベントで、同社のソーラーカー・Sionを披露した。このイベントには政界、業界、メディアから700人以上のゲストが招待された。
Sionは距離250キロメートルの走行が可能で、バッテリーなしの小売価格は1万6000ユーロ。バッテリーは4000ユーロを下回る金額の一括払い購入あるいは月極めレンタルである。Sionは比較的低価格であることから毎日の生活に適した電気モビリティーを意図していて、その特性はファミリー層と郊外の通勤者にアピールしている。
さらにユニークなのはviSono(「Vision」にちなむ)と呼ばれる自動充電システムだ。統合された太陽電池によって発電され、それがバッテリーに充電されて1日当たり最高30キロメートルの走行ができる。
Sono Motorsによると、「biSono」システム(「bi-directional」にちなむ)も重要な特徴である。biSonoシステムによって車両のバッテリーは充電されるだけでなく電力を供給することも可能で、これによりSionは移動する発電ステーションになっている。出力は6.6キロワットで、他の電気自動車を充電することさえできる。
Sono Motorsは、モビリティーの将来は多様なシェアリングの選択肢であると予想している。そのためSionにはパワーシェアリング、カーシェアリング、ライドシェアといった3つの異なるモビリティーサービス機能を備えている。
スマートフォンのアプリを使い、他のユーザーに乗車や電気を提供することができる。さらに一定の時間、Sionを他のユーザーに貸すことも可能だ。
Sono Motorsは発表イベントの後、西欧を走り抜くテストドライブのツアーを開始する予定だ。6カ国、12都市でイベントが行われ、ツアーは8月18日にミュンヘンを出発する。
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ソース: Sono Motors GmbH
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