神田外語大学が福島県天栄村と連携して「英語活動プログラム」を実施 -- 2020年の小学校英語教科化に向けて教員の英語指導能力を育成

神田外語大学

From: Digital PR Platform

2017-08-22 08:05


神田外語大学(千葉市美浜区/学長:酒井邦弥)の研究教育機関「児童英語教育研究センター(以下、CTEC※)」は2016年度末から、福島県天栄村(村長:添田勝幸)と連携して「英語活動プログラム」を実施している。これは、同村の小学校・ALT教員の英語指導能力を育成することを目的とした取り組み。9月5日(火)~7日(木)には、同大児童英語教員養成課程と中高英語教職課程の学生が同村を訪問し、幼稚園や小中学校の教員とチームを組んで授業を行う。※CTEC…Center for Teaching English to Childrenの略。


 神田外語グループでは、長年にわたって言語教育の理論的基盤を培い、教育実践を行ってきた。CTECはこうした知見を統合し、日本における児童英語教育に先導的な役割を果たすため、2009年4月に神田外語大学の研究教育機関として設置。児童英語教育の研究や指導者養成・研修、教育支援などの事業を行っている。

 一方、天栄村は2013年から「英語の村 てんえい」を掲げ、英語教育に力を入れている。小学校でフィリピンの先生とスカイプで英会話をするオンライン授業を取り入れるなど、画期的な取り組みも行っている。

 国際研修施設「ブリティッシュヒルズ」が天栄村にあることや、神田外語大の学生が2014年から天栄村で小学生らにボランティアで英語の授業を行ってきたことなどから天栄村から委託を受け、CTECが「英語活動プログラム」を計画。今年度から実施することとなった。

 同プログラムは2020年の小学校の英語教科化に向けて、小学校教員とALT教員の英語指導能力を高めるために、3年かけて推進するプログラム。教員が児童英語の基本的な指導法や新カリキュラムについて理解し、自身で英語の授業を展開する能力を育成することを目的としている。
 2017年度は「基本的な児童英語実践能力の育成」、2018年度は「英語授業実践能力の向上」、2019年度は「英語授業運営能力向上の育成」をテーマとして実施。CTECの河合裕美専任講師が年間9~10回同村を訪れて、小学校教員・ALT教員を対象に研修を行い、実践的なノウハウを提供していく。
 今年度はすでに複数回、英語の音声指導や複数の教員が役割を分担して授業をする「ティーム・ティーチング」などの研修が行われた。

 9月5日~7日には、教職課程や児童英語教員養成課程を専攻している神田外語大の学生が天栄村を訪問。同村の幼稚園と小学校、中学校を訪れ、教員と共に園児、小学生、中学生を対象に「ティーム・ティーチング」方式で授業をする英語教育実践を行う。
 参加する学生らは複数回にわたって児童英語教育に関する事前指導を受け、子どもの年齢や認知発達に応じた授業計画も自分たちで作成した。
 学生は現役の教員のアドバイスを受けながら実習でき、教員も児童英語教育のティーム・ティーチングを体験でき、双方にとってプラスとなる貴重な機会となる。

 児童英語教育に関して、大学と自治体が連携してプロジェクトを推進していく試みは全国的に珍しく、今後の成果が注目されている。

<児童英語教育実践 実施概要>
【日 程】 9月4日(月)~7日(木) ※4日は移動日
【活動場所】
 天栄村立広戸小学校、天栄村立湯本小学校、天栄村立牧本小学校、天栄村立大里小学校、天栄村立湯本中学校、天栄村立天栄中学校、天栄村立天栄幼稚園(全て福島県天栄村)
【参加人数】 神田外語大学学生18名(児童英語教員養成課程または教職課程 履修者)
【活動内容】
 子どもの年齢や認知発達に合わせ、コミュニケーション活動を中心に歌・チャンツを使った音声指導やお話などを取り入れた英語授業を、各学校の教員とともに「ティーム・ティーチング」方式で行う。

<取材にあたってのお願い>
 ご取材につきましては、9月6日(水)の牧本小学校での英語教育実践のみお受けいたします。取材ご希望の際は、あらかじめ添付の申込書にてご連絡頂けますようお願いいたします。

■牧本小学校(学生4人)
 9月6日(水)
 ・9:25~10:10 英語教育実践(6年生)
 ・10:30~11:15 英語教育実践(1、4年生)
 ・11:25~12:10 英語教育実践(2、5年生)
 ・13:30~14:15 英語教育実践(3年生)

(参考)
・児童英語教育研究センター(CTEC)
  (リンク »)
・天栄村
  (リンク »)
・ブリティッシュヒルズ
  (リンク »)

※都庁記者クラブ、文部科学記者会、千葉県政記者クラブ、千葉市政記者会、千葉民放記者クラブ、共同通信PRワイヤー、福島県政記者クラブ、福島市政記者クラブにも配信されています。

▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先
 学校法人佐野学園 学園広報部 今手麻衣
 TEL: 03-3258-5837(平日9:30~17:30)
 FAX: 03-5298-4123
 E-mail: media@kandagaigo.ac.jp

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