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マドリード(スペイン)、2017年8月29日/PRニュースワイヤー/ --
FDI世界歯科連盟(FDI World Dental Federation)は本日、患者への修復的治療介入に関して臨床医に助言するチェアサイドガイドを公開しました。コルゲート(Colgate)が後援する虫歯予防提携(CPP:Caries Prevention Partnership)の下、スペイン、マドリードのFDI世界歯科会議(FDI World Dental Congress)(8月29日-9月1日)初日に発表されたものです。
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同ガイドは、歯科医業に適した分かりやすいガイドラインを使ったビジュアルサポートとして考案されました。歯のさらなる破壊を防ぎ、再石灰化しやすいように虫歯のプロセスを変えることで、一刻も早く虫歯の影響を軽減し、最終的には患者が自身の口腔衛生を改善、維持できるようにすることが目標です。
FDI公衆衛生委員会(Public Health Committee)メンバーのソフィー・ダートヴィルは、次のように述べました。「このチェアサイドガイドが開業臨床医にとっての分かりやすい参照ツールであり、治療選択肢の決定を容易にすることを我々は確信しています。歯科医はニーズも予想される結果も異なる患者を1日に何人も診療します。このガイドは、侵襲性を最小限にとどめ、維持管理には必ず患者を関わらせなくてはならないという虫歯の患者ケアの目的を再認識させるものです」
このガイドは、病変の活動をより理解させ、生涯にわたって変化するリスクファクターに沿って虫歯のリスクを見極める際の助言を与えます。これら一般に共通するリスクファクター(とりわけ社会経済的状態、糖分の摂取、口腔不衛生)は、子供と若者3つ、成人1つ、そして高齢者1つという5つの年齢グループごとに分類されます。各年齢グループにおいて、虫歯のリスク評価、専門家による維持管理の勧め、患者と教育維持への提案が行われています。
2015年創設のCPPは、歯科開業医が修復的方法から予防的歯科医療へと重点を移せるようにする国際的な取り組みです。専門家、患者、一般市民を対象とした質の高い虫歯教育情報素材と活動で口腔疾患予防の強化に努めています。昨年発表された虫歯の予防と管理に関する白書(White Paper on Dental Caries Prevention and Management)、無料オンラインセミナー、サミット・ワークショップ議事録、支援ツールキットなどのリソースが利用できます。
コルゲート・パーモリーブ(Colgate-Palmolive)グローバル・オーラルケア担当副社長のマーシャ・バトラー博士は、次のように述べました。「虫歯は世界で最も蔓延している慢性疾患であり、生涯のあらゆる年代の人々に影響を与えていますが、ほとんどは予防できるのです。口腔疾患との戦いに寄与する情報ツールの宝庫であり、2年目となった虫歯予防提携の支援を継続できるのは大きな喜びです」
虫歯予防提携について
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FDI世界歯科連盟
FDI世界歯科連盟世界の約100万人の歯科医の中心的な代表組織である。そのメンバーには約200の国別メンバー協会と約130カ国の歯科専門医が含まれています。FDIのビジョンは「世界を最適な口腔衛生へ導く」です。
(リンク ») ; (リンク ») ; twitter.com/worldentalfed
コルゲート・パーモリーブについて
コルゲート・パーモリーブは有力な世界的消費者製品会社で、口腔ケア、パーソナルケア、ホームケア、ペット食品に集中しています。コルゲートは世界の約200カ国・地域で、Colgate、Palmolive、Softsoap、Irish Spring、Protex、Sorriso、Kolynos、elmex、Tom’s of Maine、Sanex、Ajax、Axion、Soupline、Suavitel、それにHill’s Science Diet、Hill’s Prescription Diet、Hill’s Ideal Balanceなど国際的に認められたブランド名でその製品を販売しています。コルゲートの世界的事業についての詳しい情報は同社ウェブサイト
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Charanjit Jagait、電子メール: cjagait@fdiworldental.org 、
電話: +41-22-560-81-48
情報源:FDI世界歯科連盟
(日本語リリース:クライアント提供)
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