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【襄陽(中国)2017年9月18日新華社=共同通信JBN】中国中部湖北省の襄陽市が都市再生を強化してから5年が経過した。地元政府は都市建設に1400億元(213億米ドル)超を投資しており、そのほとんどは住民の生活水準向上を目的としていた。多くの公園や緑地帯、交通施設、文化的な名所が建設され、住民すべてに一段と便利で健全で文化的な生活をもたらした。
政府と社会資本の最初の協力プロジェクトである11億3000万元のPanggong吊橋は、全長2.7キロメートルで、完成すれば襄陽市の交通効率を向上させる。
市民のチェン・ロン氏は「繁華街に車で行くのが楽しみだ」と語った。
当初は600ムー(40ヘクタール)の土地が20年前に都市公園として計画されていたが、その間に地価が急上昇した。当初計画に固執するか、あるいは不動産として再利用するか?市政府は前者を選択し、2億元を追加投資して中心部に40万平方メートルの公園を建設した。
交通の利便性と快適な環境を備えた市南部にある別の土地は当初、政府部門の居住用建物として計画されていた。しかし、市の統治者らは、すべての市民が自由に使える文化的広場とするため高額で取り戻すことを決めた。
何千年もの間、多くの川が襄陽ないしその近郊を流れている。現在の9つの河川を清掃し保護するという市政府の決定は、史上初めて襄陽の景観をユニークで魅力的なものにした。
伝統的建築物以外にも、文化は襄陽市アップグレードの不可欠な部分である。
襄陽の小舟輸送の歴史から継承された埠頭は、独特の文化的体験とエコツーリズムの入り口として修復された。
むちごま、闘鶏、竹馬など過去のゲームやレジャー活動の彫刻などが襄陽の目抜き通りや公共公園に建てられた。
さらに、襄陽のランドマークのイラスト付きのバスが昼夜、5路線で走っている。目抜き通り沿いには襄陽の古代の建築物を描いたロゴが印刷されたゴミ箱が並んでいる。グリーンベルト、環境を損なわない駐車場、橋の装飾はすべて襄陽の長い歴史を物語っている。
襄陽市の歴史的、文化的要素を都市建設と統合することは、市政府が常に強調し、守ってきた指針であり、人々の要求に応えながらすべての建物が街の文化や名所に適合できることを確かなものとしている。
便利な設備を備えたヘリテージパークは、このようにして慎重に設計され、建設された。古代の寺院、彫刻、門もまた、襄陽の過去の貴重な証人として保存されている。襄陽を有名な歴史的・文化的都市として発展させるために、歴史的街区の改修が加速されている。
市政府は2014年初め、襄陽市を庭園都市にすると約束した。緑化は過去3年間の優先事項の1つになった。今では確固たるグリーンベルト・エコシステムにより、市のどこからでも500メートル以内に緑、1000メートル以内に庭、2キロ以内に川を見ることができる。
利便性のある橋を特徴とする現代の交通は襄陽のもう一つの特徴である。市が道路網と総合交通サービスの改善を決定しているため、大規模なインフラ建設は過去5年間で一度も停止したことがない。
新しい橋と高速道路のインターチェンジが次々と完成し、環状道路が襄陽の全体的な交通量を新しいレベルに増加させた。統計によると、全長205キロメートルの135の街路が追加ないし改装され、都市交通ネットワークに接続された15の街路、歩行者のための10の高架通路、2つの地下通路が完成し、年間100以上のバス停留所が数年間をかけアップグレードされた。
古い都市の改装と新しい都市の建設は並行して続いている。2016年末現在、地元政府は市の5つの主要なスラムの住民の90%超と合意に達している。まもなくこれらの地域は、公園、百貨店、高級オフィスビルに置き換えられる。
襄陽と中国の他の地域を結ぶ高速鉄道を利用することで、このまったく新しい都市が訪問者を歓迎する。
ソース:Xiangyang Municipal Government
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