本事業のポイント
・「(仮称)ウォルナットクリーク トランジットヴィレッジ」「(仮称)22テキサス」の賃貸住宅事業に参画
・2017年8月に賃貸住宅「O&M」(旧仮称650インディアナ)の全棟入居開始
・上記3物件にシアトルの1物件を加え、米国西海岸において計4物件(計約1,300戸)の賃貸住宅事業を推進中
三井不動産株式会社(所在:東京都中央区 代表取締役社長 菰田正信)は、この度、米国子会社「Mitsui Fudosan America, Inc.(三井不動産アメリカ、代表者:John Westerfield)」を通じて、サンフランシスコ市近郊のウォルナットクリーク市にて「(仮称)ウォルナットクリーク トランジットヴィレッジ」、サンフランシスコ市で「(仮称)22テキサス」の賃貸住宅事業に参画しました。また、サンフランシスコ市ドッグパッチ地区で推進していた賃貸住宅「O&M」は本年8月に全棟入居開始しており、米国西海岸での賃貸住宅事業はシアトルで開発中のウエストエッジタワーを含め計4物件となりました。アメリカ全土での賃貸住宅事業は計7物件となります。
「(仮称)ウォルナットクリーク トランジットヴィレッジ」および「(仮称)22テキサス」は共に、近隣に公共交通機関が整備され、高い交通利便性を備えた立地となっております。各プロジェクトの共同事業者は豊富な開発実績を持つデベロッパーであり、当社が日本で培った住宅開発のノウハウと共同事業者の現地での事業ノウハウを最大限に発揮し、計画を進めていきます。
当社グループは海外事業を成長分野の一つに位置づけ、アメリカ・イギリスの欧米諸国に加え、中国・台湾・東南アジアなどのアジア諸国で事業を展開しています。アメリカでは、オフィス、賃貸住宅など複数用途の開発事業に取り組んでおり、本年4月に当社グループ初のワシントンDC圏域での賃貸住宅事業「(仮称)4000ノースフェアファックスドライブ」への参画、また今月に発表したニューヨークマンハッタンのオフィスビル「(仮称)50ハドソンヤード」開発事業への参画など、複数都市において事業を拡大しており、今後も更なる事業機会の獲得を目指してまいります。
【各物件の特徴】
(1)「(仮称)ウォルナットクリーク トランジットヴィレッジ」
本物件が位置するウォルナットクリーク市は、市内にサンフランシスコベイエリア有数のショッピングモールがある良好な住宅地です。また近年サンフランシスコ市内への公営高速鉄道(BART)を利用する通勤者による居住が増加しています。
本物件はBART「ウォルナットクリーク」駅に隣接しており、高い交通利便性を有しています。サンフランシスコ市内からは、車で約25分、BARTでは約35分の距離に位置しています。南北2街区の中に各2棟ずつの計4棟を建設し、足元には、生活利便性の高い店舗を誘致予定です。また、プールや入居者用ラウンジなど豊富なアメニティーを備える計画です。
入居者のメインターゲットは、サンフランシスコ市内に勤務する若年単身、あるいは共働き世帯としており、コンパクトな住戸プランを中心に提供する予定です。共同事業者は、住宅・商業施設の豊富な開発実績を有するBlake Griggs Propertiesです。
(2)「(仮称)22テキサス」
サンフランシスコ市の商業の中心地であるユニオンスクエアパークから約2キロメートル南のエリアに位置し、感度の高いレストランやカフェが進出するなど近年再開発が進み今後更なる発展が期待できるドッグパッチ地区と従来から良好な住宅地として知られるポトレロヒル地区の結節点に本物件は立地しています。
サンフランシスコ市内とシリコンバレーを結ぶ通勤列車カルトレイン「22nd St.」駅徒歩2分、市内の主要交通手段の一つである路面電車(MUNI)「3rd St. & 20th St.」駅徒歩10分と、両公共交通機関を利用可能であり、加えてシリコンバレー方面へ向かう高速280号線の至近に位置しており、交通利便性の高い立地となっております。本物件は東西住宅2棟と業務棟の計3棟構成となっており、広いルーフデッキやフィットネスジムなど豊富なアメニティーを備える予定です。
入居者のメインターゲットは、サンフランシスコ市内もしくはシリコンバレーで金融・テック系企業等に勤務する若年単身および共働き世帯や子育てを終えた夫婦など、幅広い層をターゲットにしております。共同事業者は、オフィス・住宅等の多数の開発実績を有するAlign Real Estateです。
(3)「O&M」
本物件が位置するドッグパッチ地区は、カリフォルニア大学サンフランシスコ校のキャンパスなどが位置し、急速に開発が進むミッションベイ地区と北側で隣接しています。路面電車(MUNI)「3rd St. & 20th St.」駅徒歩4分、カルトレイン「22nd St.」駅徒歩7分と、両公共交通機関を利用可能な高い交通利便性を有しています。
本物件は、南北の2棟構成で、南側公道を広場状に整備し、各棟屋上にはバーベキュースペースを備えたルーフデッキがあります。また1階部分にはカフェが入居予定です。サンフランシスコ市内ないしはシリコンバレーのIT系、金融、ビジネスサービス企業に勤める20代後半から30代のビジネスパーソンをメインターゲットとしています。共同事業者は、住宅等の多数の開発実績を有するBuildです。
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