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【モーガンヒル(米カリフォルニア州)、ボストン2017年10月2日PR Newswire=共同通信JBN】
*今回の重要発表で、世界的なアライアンスがIoTセキュリティー計画を推進する
Wi-SUN Allianceは2日、Wi-SUN Allianceメンバー企業に認証局(CA)サービスを提供するため、世界的な認証機関でインターネット・オブ・シングス(IoT)向け認証・セキュリティーソリューションの大手プロバイダーであるグローバルサイン(GlobalSign)( (リンク ») )を選択した。Wi-SUNフィールド・エリア・ネットワーク(Field Area Network、FAN)に接続するあらゆるデバイスは、FAN接続を認証するために証明書を内蔵しなければならない。今回の合意は、150社以上のWi-SUN製品企業へのWi-SUN FAN認証プログラム向けの証明書発行の独占サードパーティー・サプライヤーとしてグローバルサインを任命する。これはIoTネットワーク戦略にとって中心となるセキュリティーを確固たるものにするといAllianceのコミットメントを明確にするものである。
Wi-SUN Allianceのフィル・ビーチャー会長は次のように語った。
「世界の多数の国は近いうちに、インターネット・オブ・シングスに依存して給電し、街路灯を制御し、交通管理、多数の公共職務を提供し、市民の生活の質を向上させることになる。しかし、テクノロジーの利用は、ハッキングのリスクも増大させるので、ネットワーク・セキュリティーは最優先事項となる」
「証明書ベースの認証は、バイオメトリックパスポートに似ている。この認証は、デバイスが不正に変更されたり、リプログラムされたりしないことを証明し、セキュリティー侵害を受けたデバイスがネットワークに再接続されて混乱を起こすことを防止するので、他のIoTテクノロジーを超えるセキュリティー水準を提供する」
「Wi-SUN Allianceメンバー企業は世界中に数千万規模の互換性があるIoTデバイスを展開しているので、この規模で認証局が機能することが必須である。これはグローバルサインがすでに実行しているものである。グローバルサインとのパートナーシップはフィールド・エリア・ネットワーク(FAN)認証プログラムにおける大きな1歩で、IoT通信テクノロジーにおける方法をリードするというわれわれのコミットメントを実証するものであり、セキュリティーがわれわれの戦略の中核を成すことを保証している」
Wi-SUN Allianceがグローバルサインを選んだ主要な要因は、同社が電力グリッド市場と強い関係を擁していることであり、同社はこの市場に対する長期間のコミットメントによって、同社のライラ・キー最高製品責任者が北米エネルギー規格委員会(NAESB)の役員メンバーである事実を含め、このコミュニティーのニーズを深く理解している。
グローバルサインのランセン・ラチャンス副社長(製品管理、IoT認証ソリューション担当)は「通信規格を確立するWi-SUNの取り組みが公共事業およびスマートシティーの分野で業界をリードしていることは明白である。重要インフラストラクチャーにおける相互運用性があるセキュリティーを確立するというWi-SUNの構想および計画は、安全で信頼がおけるコネクテッド・エコシステムを育成するためには不可欠である。Wi-SUNメンバー企業と協力してIoTセキュリティーと認証を、ハイスケールでハイバリューの環境に組み込んでいきたい」と語った。
Wi-SUN Allianceは10月3日から5日までRAI Amsterdamで開催されるEuropean Utility Week(ブース番号1J92)に出展する。
▽Wi-SUN Allianceについて
Wi-SUN Allianceは世界を代表する企業から成る世界的な会員制の非営利団体である。その使命は、IEEE802、IETF、TIA、TTC、ETSIなど、国際規格設定機関のオープン・グローバルスタンダードを使って、スマートシティー、スマートグリッド、その他のインターネット・オブ・シングス(IoT)アプリケーションで使用される相互互換性がある無線ソリューションの世界普及を促進することにある。Wi-SUN Allianceは世界で150社以上のメンバーを擁し、あらゆる業界関係者が参加できるとともに、シリコンベンダー、サービスプロバイダー、公共事業者、大学、企業、市町村、地方政府組織が参加している。
詳細はウェブサイトwww.wi-sun.org を参照。
Wi-SUN AllianceとWi-SUN Allianceのロゴは、Wi-SUN Allianceの商標である。
▽GMOグローバルサインについて
グローバルサイン(GlobalSign)( (リンク ») )は信頼される認証・セキュリティーソリューションをリードするプロバイダーであり、世界の企業、大規模エンタープライズ、クラウドサービスプロバイダー、IoTイノベーターがオンライン通信のセキュリティーを確立し、数百万の認証デジタルアイデンティティーを管理し、認証および暗号化を自動化する。同社の大規模なPublic Key Infrastructure(PKI)とアイデンティティー・ソリューションはインターネット・オブ・エブリシング(IoE)を構成する数億のサービス、デバイス、人々、モノをサポートする。同社は米州、欧州、アジアにオフィスを構えている。詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。
▽GMOクラウドについて
GMOクラウド(TSE: 3788)はクラウドソリューションを専門とするフルサービスのITインフラストラクチャー・プロバイダーである。1996年ホスティング企業として創設された同社は、13万社以上にマネージドサービスを提供し、現在、日本に6500の販売パートナーを擁している。2011年2月、同社はGMOクラウドを開始し、クラウドベース・ソリューションへの重点を強化した。2007年以来、同社はまた、ベルギー、英国、米国、中国、シンガポールにおけるオフィスを通じてグローバルサインSSLセキュリティーブランドを発展させてきた。詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。
▽GMOインターネットグループについて
GMOインターネットグループはインターネットサービス業界のリーダーであり、日本で最も広範に使用されるドメイン、ホスティング&クラウド、電子商取引、セキュリティー、決済ソリューションを開発、運営している。グループは世界最大のオンラインFX取引プラットフォームをはじめ、オンライン広告、インターネットメディア、モバイルエンターテインメント製品も擁している。GMOインターネット(TSE: 9449)は東京に本社を構えている。詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。
ソース:Wi-SUN Alliance
▽問い合わせ先
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