本連載では、全国の企業の皆様がICTを有効活用して、業務課題の解決や生産性の向上を通じて残業時間の短縮を図り、ワークライフ バランスを実現して働き方を変えるためのヒントをお話ししていこうと思います。
我が社はICTを使いこなせていないが何故だろう、といった疑問を感じている経営者や現場の生産性の向上や収益拡大の一助につながれば幸いです。
筆者は、シスコシステムズで「ICTによる地方創生」と「リテール、ホテル向けICTビジネス開発」を担当し、地方の中小企業の経営者の方と会話をする中で、最も人手不足の課題が高い「サービス現場の働き方とICTの活用方法」に注目して話を進めていきたいと思います。
サービス業の働き方改革
超高齢化社会による労働生産人口の減少課題から、人手不足に対応する為の長時間労働を強いられては、若者世代への負荷が益々増大していく一方である為「働き方改革」による長時間労働の是正の対策が始まっています。また、移動時間を有効活用するためのテレワークや在宅勤務、サテライト オフィスの活用なども提言され始めています。
しかし、これらの対策については、「プレミアム・フライデー」に代表されるように、少々違和感がある方も多いのではないでしょうか?私個人は仕事にメリハリをつけて短時間集中し、仕事の処理能力を上げるという意味で大賛成ですが、生産性をあげる為の抜本的な対策のシナリオが無いままでは片手落ちではないか?というのが一般論となります。
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