F5ネットワークス、新しい戦略的ポジションの人事を発表

アプリケーションデリバリ事業部門、セキュリティ事業部門、コーポレートストラテジー、人事の各組織を統括するエグゼクティブが就任

F5ネットワークスジャパン合同会社

2018-02-01 11:00

F5 Networks, Inc.(NASDAQ: FFIV) は、このたび4名のエグゼクティブが経営陣に加わったことを発表しました。4名は、いずれもプレジデント兼CEOのフランソワ・ロコー=ドノ(François Locoh-Donou)の直属となります。
新たな役職のアプリケーションデリバリコントローラ(ADC)担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーに就任したキャラ・スプラーグ(Kara Sprague)と、同じく新たな役職のセキュリティ担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーに就任したラム・クリシュナン(Ram Krishnan)は、それぞれの事業部門において、製品ポートフォリオの管理と、製品およびソリューションのマーケティングを統括します。両名は、プライベートクラウド、パブリッククラウド、ソフトウェア、ハードウェア、およびエマージングテクノロジー全般にわたる製品の開発から販売までを責務とします。

トム・ファウンテン(Tom Fountain)は、エグゼクティブバイスプレジデント兼チーフストラテジーオフィサー(最高戦略責任者)に任命されました。ファウンテンは、この新たな役職において、企業合併に関するプログラムを統括します。さらに幅広い役割として、アプリケーションデリバリとセキュリティの各分野における成長の加速とF5のビジョン実現にむけた、長期的な事業戦略の推進と部門横断の取り組みも責務とします。また、経営企画、事業開発、技術提携、および新事業インキュベーションプロジェクトもリードします。

アナ・ホワイト(Ana White)は、初代エグゼクティブバイスプレジデント兼チーフヒューマンリソースオフィサー(最高人事責任者)として、F5に入社しました。ホワイトは、全世界4,500人以上のF5の従業員を対象とし、人事慣行とプロフェッショナル成長プログラム、採用およびダイバーシティ、組織開発、従業員アドボカシーイニシアティブを統括します。

ロコー=ドノは、次のように述べています。「F5がクラウドとセキュリティ市場における製品とサービスを継続的に強化していくうえで、グローバルチームをさらに拡大する経営陣レベルの管理と経験が成功にとって不可欠な要素となってきています。キャラ、ラム、トム、アナの4名がF5に加わったことをうれしく思うとともに、F5の今後の成長の基盤を作る、新しい画期的なソリューションを市場に出すため4名と協力できることを楽しみにしています」

キャラ・スプラーグは、経営コンサルティングのグローバル企業であるMcKinsey and Company社において、13年にわたり同社のテクノロジー分野でさまざまな管理職を歴任しました。直近には、アメリカ西部地域のTechnology, Media, and Telecom Practice部門の責任者を務めていました。また有名な「Grow Fast or Die」シリーズを含め、McKinseyの調査イニシアティブにも貢献しました。McKinsey以前は、Oracle社、Agilent Technologies社、およびHP社のエンジニアリング部門に在籍しました。コンピュータサイエンティストおよび電気工学のエンジニアとしてトレーニングを受けたスプラーグは、マサチューセッツ工科大学から2つの修士号を取得し、またGirls Who Codeの理事も務めています。スプラーグは、シアトルオフィスを拠点とします。

ラム・クリシュナンは、スタートアップからFortune 100などの企業において、セキュリティとクラウド関連の管理および製品責任者を歴任してきました。直近には、CloudPassage社において、同社のSaaSベースのクラウドワークロードセキュリティソリューションのチーフプロダクトオフィサーを務めました。それ以前は、HP社のアプリケーションビジネスのジェネラルマネージャーを務め、またSymantec社のリスク&コンプライアンスビジネスを統括しました。さらに以前には、GuardianEdge社、Elemental社、およびNetscape社において、製品およびマーケティング分野の責任者を務めています。ペンシルバニア州立大学からコンピュータサイエンスの修士号を、ノースウェスタン大学ケロッグスクールからはMBAを取得しています。クリシュナンは、サンノゼオフィスを拠点とします。

トム・ファウンテンは、前職では、McAfee社にて、事業戦略・開発担当シニアバイスプレジデントとして、同社の企業戦略策定、技術提携と戦略的アライアンス構築、業務管理、および事業企画の責任者を務めました。ファウンテンは、McAfee社のIntel社からのスピンアウトと独立に関して中心的な役割を果たし、また、同社による複数の買収も統括しました。McAfee社以前は、Juniper Networks社において、コンテンツ&メディア事業担当ジェネラルマネージャーと、コーポレートストラテジー担当バイスプレジデントを含むさまざまな管理職を歴任しました。キャリアの早期には、ベンチャーキャピタルであるMayfield Fund社のプリンシパルを務めたほか、ネットワークセキュリティ企業であるIngrian Networks社(SafeNetにより買収)の共同創立者でもあります。また、スタンフォード大学では教員として、電気工学とコンピュータサイエンスを講義しました。スタンフォード大学からコンピュータシステムエンジニアリングの学士号、電気工学の修士号、コンピュータサイエンスの修士号、およびMBAを取得しています。ファウンテンは、サンノゼオフィスを拠点とします。

アナ・ホワイトは、前職のMicrosoft社では、さまざまな事業部門を対象として、18年以上にわたりグローバル人事チームをけん引しました。直近には、Microsoft社のマーケティングおよびコンシューマビジネス部門において人事担当ジェネラルマネージャーを務め、同部門の人事戦略、人材管理、ダイバーシティ&インクルージョン、およびOC(組織能力)を担いました。また、LinkedInとSkypeを含む合併買収の多くにおいて、人事関連の責任者を務めました。Microsoft社以前は、Willis Towers Watson社において、Compensation & Benefits Consultantを務めました。シアトル大学から数学の学士号を取得しています。ホワイトは、シアトルオフィスを拠点とします。

4名は、いずれもF5での勤務を開始しています。

F5ネットワークスについて
F5は、世界最大規模の企業やサービスプロバイダ、政府機関、消費者ブランドが、アプリケーションをより速く、よりスマートに、そしてより安全に提供することを可能にします。F5はクラウドとセキュリティに関するさまざまなソリューションを提供しており、これらを活用することでスピードと管理性を犠牲にすることなく、セキュアかつハイブリッドクラウドに対応したアプリケーション基盤を実現できるようになります。
【F5に関する詳細、最新情報】
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※本報道資料は米国で1月24日に発表したプレスリリース (リンク ») の抄訳版です
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