タンパク質動態研究所の永田 和宏 所長らは、IRE1αの新規調節因子として小胞体分子シャペロンHsp47を同定

京都産業大学

From: 共同通信PRワイヤー

2018-02-01 15:31

2018年2月1日

京都産業大学
リンク (リンク »)

京都産業大学タンパク質動態研究所の永田 和宏 所長(京都産業大学 総合生命科学部教授)、伊藤 進也研究員と海外研究者からなる研究グループは、小胞体ストレス応答における重要なシグナル伝達タンパク質であるIRE1αの新規調節因子として、小胞体分子シャペロンHsp47を同定しました。
小胞体におけるタンパク質の品質管理機構は、アルツハイマー病をはじめとする神経変性疾患に密接な関係を持っているので、それら治療法の開発への貢献も期待されます。(米国学術誌『Molecular Cell(2018年1月18日)』オンライン版に掲載)

京都産業大学タンパク質動態研究所の永田 和宏 所長(京都産業大学 総合生命科学部教授)、伊藤 進也研究員と海外研究者からなる研究グループは、小胞体ストレス応答における重要なシグナル伝達タンパク質であるIRE1αの新規調節因子として、小胞体分子シャペロンHsp47を同定しました。この研究成果は、2018年1月18日付けの米国学術誌『Molecular Cell』に掲載されました。
Hsp47がIRE1αの活性を調整する分子シャペロンネットワークの一部であり、適切な小胞体ストレス応答の閾値を調整していると考えられます。Hsp47は、永田研究室によって、コラーゲンの合成、分泌に必須の分子シャペロンであるとされてきましたが、それが小胞体ストレスへの防御機構の制御にも関与する可能性が生まれ、今後従来知られているのとは別の制御機構の研究が進展する可能性が出てきました。小胞体におけるタンパク質の品質管理機構は、アルツハイマー病をはじめとする神経変性疾患に密接な関係を持っているので、それら治療法の開発への貢献も期待されます。

むすんで、うみだす。  上賀茂・神山 京都産業大学

【関連リンク】
タンパク質動態研究所の永田和宏 所長らが 小胞体ストレス応答伝達タンパク質IRE1αの新規調節因子として 小胞体分子シャペロンHsp47を同定
(リンク »)
細胞内の不良品たんぱく質の分解メカニズムを解明~アルツハイマー病など神経変性疾患の成因の一端の解明が可能に~
(リンク »)
タンパク質動態研究所
(リンク »)
タンパク質動態研究所 永田 和宏 所長
(リンク »)



本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]