追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:川原俊明)は2月17日(土)、兵庫県尼崎市内で講演会「デザインで世界を変えることはできるのか」を開催する。これは、卒業生団体である大学校友会兵庫支部の総会行事の一環として行うもの。災害復興を専門とし、阪神・淡路大震災後のまちづくりにも関わった田中正人准教授が、デザインの視点を災害復興にどのように生かすのかについて講演する。
【ポイント】
○災害復興におけるデザインの可能性について考える講演会
○デザインの視点は仮設住宅の配置においても取り入れられるなど、広がっている。
○講師は阪神・淡路大震災後のまちづくりにも関与。実践と理論からのアプローチ。
1995年の阪神・淡路大震災をはじめ、2011年の東日本大震災、近い将来起きると予測されている南海トラフ巨大地震など、大災害にどう向き合うか、災害への備えから災害発生後の復興のあり方に至るまで私たちはさまざまな課題を抱えている。
こうした中、追手門学院大学校友会は、2月17日(土)に開催する兵庫支部の総会で「デザインで世界を変えることはできるのか」と題して講演会を実施。災害復興を専門とする同大地域創造学部の田中正人准教授が、災害復興におけるデザインの可能性について実践と理論の両面から講演する。
田中准教授は阪神・淡路大震災発生後の被災地の災害復興にも関わり、仮設住宅や災害公営住宅における被災者の孤立問題について、従来の医療・福祉分野とは異なる「孤立しない空間をデザインする」というアプローチの可能性を提唱している。こうしたデザインの視点を災害復興にどのように生かすのか、阪神・淡路大震災を経験した地元の人たちと考える。概要は下記の通り。
◆講演会「デザインで世界を変えることはできるのか」概要
【日 時】 2月17日(土) 13:20~(60分程度)
【会 場】 都ホテルニューアルカイック(阪神尼崎駅下車徒歩7 分)
【講 師】 田中 正人(追手門学院大学地域創造学部 准教授)
【聴講者】 兵庫県在住の追手門学院大学卒業生ら40人
●追手門学院大学校友会ホームページ
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