富士宮市
ふじのみや美守通信 vol.3
~田貫湖の「ダイヤモンド富士」は4月が見ごろ~
夜間に訪れたいビュースポット
富士宮市の星空・夜景の名所
~富士宮市の春は長い! 1カ月にわたり観桜が可能~
「富士山と桜の景観」で日本の春を満喫するお花見スポット
<お花見イベント情報>
3月31日(土)・4月1日(日) 「桜花祭」(富士山本宮浅間大社)
4月8日(日) 「内房(うつぶさ)たけのこ・桜まつり」(稲瀬川沿い)
4月14日(土)・15日(日) 「富士の巻き狩り 狩(かり)宿(やど)さくらまつり」
(狩宿の下馬桜周辺と井出館)
~爽快な気分が味わえるアクティビティ~
春のレジャーにお勧め!
富士宮市のアウトドアスポット
~富士山麗の豊かな自然の中で育まれる~
富士宮市の農産物
<春のイベント情報>
4月27日(金)~29日(日・祝)ウルトラトレイル・マウントフジ2018
5月4日(金・祝)~6日(日) 流鏑馬(やぶさめ)まつり
6月10日(日) 芝川日和「梅の里」稲子まつり
~田貫湖の「ダイヤモンド富士」は4月が見ごろ~
夜間に訪れたいビュースポット 富士宮市の星空・夜景の名所
日帰りしたらもったいない! 昼間は富士山、夜は星空と夜景が楽しめる富士宮市。
富士山の周辺は、空気が澄んでいて人工的な光が少ないため、星空が美しく見える場所や夜景の名所がいくつもあります。外出が心地よくなるこれからの季節、富士宮市の夜のビュースポットを訪れてみてはいかがでしょうか。
「白尾山公園」と「富士山五合目」朝霧高原
「富士宮口五合目」は、富士山の周辺に4カ所ある五合目の中でも、最も高い標高(約2,400m)に設けられていることから、星空と夜景観賞の名所となっています。2,000mを超える高所でありながら、クルマで行ける※利便性の高さもあって、多くの観光客や天文ファンが訪れます。天候によっては雲海が発生することもあり、雲の下に夜景が広がる幻想的な風景をご覧いただけます。
※「富士宮口五合目」に至る富士山スカイラインの「登山区間」は、夏季マイカー規制と冬季閉鎖がありますのでご注意ください。
山頂標高約230mの丘陵地に広がる「白尾山公園」は、約14.8ヘクタールの広さを誇る総合公園です。夜の富士山を背景に市街地に光が灯る夜景が評価され「日本夜景遺産」(夜景観光コンベンション・ビューロー認定)の一つに選ばれています。
このほか、朝霧高原では、約10万㎡の広大な芝生の広場を持ち眺望が開けた「朝霧アリーナ」や、国道沿いにありクルマが停めやすい「道の駅 朝霧高原」などが、星空観察の名所となっています。
1年に2度しかないチャンスが、4月にいよいよ到来!
富士山頂上で朝日がダイヤモンドのように光る田貫湖の「ダイヤモンド富士」。
朝霧高原の南側に位置する田貫湖は、バーベキューや釣りなどを楽しめる湖です。この湖のキャンプ場を基地にして泊まれば、静かな湖畔で天体観察をすることができます。
また、この場所では、毎年4月20日と8月20日の前後1週間のみ、富士山頂に太陽が重なる瞬間にダイヤモンドのような輝きを放つ「ダイヤモンド富士」と呼ばれる現象を見ることができます。晴天に恵まれ湖面に波がないなどの条件が揃えば、その姿が湖面に映る「ダブルダイヤモンド富士」が姿を現すかもしれません。
間もなくやってくる4月の「ダブルダイヤモンド富士」の機会に合わせ、夜の富士宮市を訪れてみてはいかがでしょうか。
~富士宮市の春は長い! 1カ月にわたり観桜が可能~
「富士山と桜の景観」で日本の春を満喫するお花見スポット
富士宮市では、海抜の低い地域から標高の高い山腹まで、徐々に桜の花が開花するため、約一カ月間にわたりお花見が楽しめます。富士山本宮浅間大社の桜や、国の特別天然記念物に指定される一本桜の古木をはじめ、市内各所で趣のある春の光景をお楽しみいただけます。
歴史を感じる観桜体験ができる、「富士山本宮浅間大社」のご神木や国指定特別天然記念物の一本桜
富士山本宮浅間大社は、 “木の花(桜の花)が咲くように美しい女性”を意味する「木花之(このはな)佐久夜毘売(さくやひめの)命(みこと)」を御祭神としており、桜との結びつきが深い神社です。朱色の本殿を背景に咲くご神木の桜は約500本で、華やかな雰囲気の中でお花見をしていただけます。
「狩(かり)宿(やど)の下馬(げば)桜(ざくら)」は、樹齢800年を越える日本最古級のヤマザクラです。その希少性から、日本五大桜の1つに数えられ、国の特別天然記念物に指定されています。源頼朝が富士の巻狩りを行った際に馬を繋いだという伝承から、「駒止の桜」とも呼ばれています。
水辺の風景とともに楽しむ、川岸や湖畔の桜
「稲瀬川桜並木」は、川の両岸に2kmの桜並木が続くお花見の名所で、川辺の散策とともに、のんびりとした時間をお過ごしいただけます。「潤(うる)井川(いがわ)河川敷」には、地元の人の植樹による約350本のソメイヨシノの並木のほか、菜の花も植栽。富士山を背景にピンクと黄色のコントラストが美しいと評判です。
4月下旬に見ごろを迎えるのが、田貫湖のサイクリングロード沿いの桜並木です。ソメイヨシノが咲く道をレンタサイクルで走る、アクティブなお花見をお楽しみいただけます。
インスタ映えしそうな風景や珍しい品種が見られる公園や寺社の桜
「富士山さくらの園」は、約40種の桜が植樹された公園です。見ごろは3月下旬から5月上旬までと長く、富士山の眺望とともに珍しい品種の桜をご覧いただけます。
「興徳寺」は、シダレザクラ越しに富士山が見えるお花見のスポット。富士山と桜が一緒に写真におさめられることから、多くのカメラマンが訪れる撮影の名所となっています。
圧倒的な数の桜をご覧になれるのが、「富士桜自然墓地公園」(8,000本)と「大石寺」(約5,000本)で、施設内の各所でお花見が可能です。
1か月遅れでも大丈夫!標高の高いエリアのお花見スポット
「天母山(あんもやま)公園」は、標高500mに位置するため、平地より1週間ほど遅く開花します。近くには露天風呂を備える温浴施設「天母の湯」があり、お花見と併せてのんびりとした時間をお過ごしいただけます。標高1,000mに位置する「天照教社」は4月下旬から5月上旬までが見ごろです。「富士山スカイライン」の見ごろは5月上旬で、ドライブをしながらのお花見が可能です。
<お花見イベント情報>
■桜花祭
開催日: 3月31日(土)、4月1日(日)
会場:富士山本宮浅間大社
約500本の桜が咲く富士山本宮浅間大社で、3月31日(土)18時から雅楽の奉納、4月1日(日)には桜の開花を祝う行事を午前9時から開催します。また、桜が咲く期間は提灯を灯し、夜間のお花見を演出します。
■内房(うつぶさ)たけのこ・桜まつり
開催日: 4月8日(日)
会場:稲瀬川沿い(内房地区)
稲瀬川の両岸に2km続く桜並木のお花見と併せて、春の味覚・たけのこや農産品のショッピングをお楽しみいただけます。内房地区の名産品であるたけのこは、刺身でも食べられるほど柔らかでアクが少ないことが特長です。
■富士の巻き狩り 狩(かり)宿(やど)さくらまつり
開催日: 4月14日(土)・15日(日)
会場:狩宿の下馬桜周辺と井出館
樹齢800年を越える日本最古級のヤマザクラの開花に合わせ、ステージイベントや地元特産品の販売などを実施します。
~爽快な気分が味わえるアクティビティ~
春のレジャーにお勧め! 富士宮市のアウトドアスポット
アクティブ派にお勧め!起伏のある山道で爽快な走りが楽しめる「バギー」と「マウンテンバイク」の体験プラン
「バギー」とは、スクーターの車輪が四輪になった構造で、安定感のある走りが特長の乗り物です。荒れ地や草地などで運転できるので、自然の中に分け入って爽快な運転をお楽しみいただけます。
朝霧高原の「富士山バギー」では、30分間の走行が楽しめる体験プランをご用意。練習をした後、草原やでこぼことした林の中を走り、富士山のパノラマが広がるビューポイントにガイドがお連れします。
料金: 1台レンタル/1組 6,000円(消費税込み)
開催場所:アサギリ高原パラグライダースクール
お問い合わせ先:富士山バギー TEL.0566-83-8500
心地よい汗をかきながら富士山麓の自然を楽しむには、「マウンテンバイク」がお勧めです。「ナチュラルアクション アウトドアツアーズ」が提供するプランでは、レンタルバイクに乗って朝霧高原を出発。ゴールの田貫湖まで、林道や吊り橋、滝をガイドとともにめぐります。
料金:半日ツアー 7,200円/1人(消費税込み)
1日ツアー 8,750円/人(ランチ付き、消費税込み)
開催場所:田貫湖から朝霧高原エリア
お問い合わせ先:ナチュラルアクション アウトドアツアーズ TEL. 0544-65-1123
お子さまや初心者にお勧め! 解放感たっぷりの「マウンテンボード」と「セグウェイエコツアー」
「マウンテンボード」は、1990年代にアメリカで開発されたスポーツです。スノーボード状のボードにゴムタイヤを備え、陸上で滑走できるようにした用具に乗り、バランスを取りながら芝や砂の上などを滑ります。
「富士山YMCA グローバル・エコ・ヴィレッジ」が提供する体験プログラムでは、初めての方でも楽しめるようにインストラクターが指導。小学生のお子さまも参加できますので、ご家族でお楽しみいただけます。
料金:1,500円/1人(消費税込み)
開催場所・お問い合わせ先:富士山YMCA グローバル・エコ・ヴィレッジ TEL. 0544-54-1151
「セグウェイ」は電動の立ち乗り式の二輪車で、排気ガスを出すことなく、環境に配慮をしながら自然の中の散策をすることができます。休暇・宿泊施設「ふもとっぱら」では、この乗り物を使って地域の自然と触れ合う「セグウェイエコツアー」を提供。座学講習と実技講習の後、1時間のツアーに出発し、牧草地帯や林道の古道をのんびりとしたペースで走ります。
料金:8,800円、講習のみ4,500円、コースツアーのみ4,500円
(消費税込み)
※初めての方は講習が必須です。1度講習を受けた方は3カ月以
内であればコースツアーのみに参加できます。
開催場所・お問い合わせ先:ふもとっぱら TEL. 0544-52-2112
~富士山麗の豊かな自然の中で育まれる~
富士宮市の農産物
名産品のお茶から珍しい野菜まで、富士山の恵みを受けた、多品種の農産品を生産。
富士宮市では、日本一の標高差を持つ独特の地形と、富士山の恵みである湧き水や火山灰土壌を利用した農作物の栽培が盛んです。その種類は、お茶やいちご、伝統野菜や珍しい野菜、有機野菜など多品種で、漬物などの加工品も生産されています。
■「お茶」と「いちご」/ブランド米
お茶:年間に約2,000トンが生産されています。そのほとんどの農家は、静岡県からエコファーマーの認定を受けており、環境にやさしいお茶栽培を行っています。
いちご:古くから苗の栽培が盛んであったことから生産量が多く、いちご狩りと販売を行う観光農園も多数あります。最近では、新品種「きらぴ香」の生産も盛んです。
お米:富士宮市産のコシヒカリのうち食味検査で一定の基準を満たしたお米「う宮(みゃ~)米」のほか、富士山の湧水に恵まれた白糸地区の「白糸コシヒカリ」などのブランド米を生産しています。
■旬の食材「たけのこ」「銀杏」「落花生」/特色ある「野菜」
たけのこ:内房地区で採れるたけのこは、柔らかでアクが少ないことが特長です。軽く湯がくだけで調理できるので、刺身でもおいしくお召しあがりいただけます。
銀杏:味だけでなく、色や形も整っており、全国や海外に誇りうる価値や特長を備えた商品を静岡県が認定する「しずおか食セレクション」に選ばれています。
落花生:落花生の栽培に適した富士山の火山灰土により、良質な商品を生産。その味覚が市場で高く評価され、「しずおか食セレクション」の認定も受けています。最近では、大型で食べごたえのある「ジャンボ落花生」が人気を博しています。
水かけ菜:白糸地区で生産される野菜です。刈り取りが終わった冬の水田に富士山の湧水を引き込んで生産し、2月頃に出荷します。
根原大根:朝霧高原の根原地区で生産される大根で、8月から10月に収穫されます。生育に適した水はけのよい土壌で育ち、色も白くまっすぐと伸び、みずみずしい味覚が特長です。
村山にんじん:村山地区で生産されるにんじんです。長さが50cmから70 cmと長いことが特長で、生育がよいと1mに達することもあります。
有機野菜:約30名の若手栽培者が、農薬や化学肥料を一切使わない旬の野菜を、富士山麗の豊かな自然の中で生産しています。加工品の開発にも熱心に取り組んでいます。( (リンク ») )
■こだわりの製法で作られた「漬物」「豆腐」
曽我漬:大正7年創業の老舗「増田屋本店」が生産する漬物で、厳選された大根ときゅうりに、わさび、酒粕を加えて作ります。商品名は、富士宮市を舞台とした曽我兄弟の仇討ちの物語に由来します。
湧玉豆腐:「和田とうふや」が生産する豆腐で、フワッとした口あたりと、濃厚な味わいが特長です。水と大豆、豆乳、ニガリ、釜と温度にこだわった、手作りの味をお楽しみいただけます。
<春のイベント情報>
■ウルトラトレイル・マウントフジ2018
開催日: 4月27日(金)~29日(日・祝) スタート時間 UTMF:27日(金)15時、STY:27日(金)12時
会場:富士山こどもの国(スタート地)、山梨県富士河口湖町 大池公園(山梨県富士河口湖町)
富士山の山麓や登山道、歩道、林道など自然の中を走るアウトドアイベントです。総距離169㎞を走る「UTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)」と、92kmのコースの「STY(静岡から山梨)」があり、高低差のある富士山周辺の自然環境の中でトレイルランニングに挑戦していただけます。( (リンク ») )
■流鏑馬まつり
開催日: 5月4日(金・祝)~5月6日(日)
会場:富士山本宮浅間大社
富士山本宮浅間大社で800余年の伝統を持つ行事です。源頼朝が富士の裾野で巻狩を行った際、流鏑馬を奉納したことが起源と言われています。5月4日は、弓馬や馬場のお祓いを行った後、本番を前に馬を走らせる「かむなかけの儀」を行います。5月5日は、富士宮市の無形民俗文化財の指定を受ける「浅間大社流鏑馬式」(10時)、武者に扮した奉仕者が馬に乗って市内を練り歩く「流鏑馬行列」(12時~14時)、勇壮で華麗な小笠原流流鏑馬式の「神事流鏑馬式」(15時~16時)をご覧いただけます。
■芝川日和「梅の里」稲子まつり
開催日: 6月10日(日)
会場:新稲子川温泉ユー・トリオ
源泉100%の温泉施設で、芝川地区の特産品である「梅」の味覚をお楽しみいただくイベントです。収収穫されたばかりの梅のほか、梅を使った料理、加工品の販売を行います。また、「振る舞い餅」や「あまごのつかみ取り」、「芝川おどりコンテスト」など、温泉を楽しみながらご家族で一日中お楽しみいただける催しをご提供します。当日は富士宮駅から会場までのシャトルバスも運行します。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。