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【クリーブランド2018年3月29日PR Newswire】
*この承認により、次世代がん治療の市場への導入が加速すると予想される
ViewRay, Inc.(Nasdaq: VRAY)は15日、日本の厚生労働省(MHLW)から線形加速器(Linac)を搭載した同社の次世代MRIdian Systemについて承認を受けたと発表した。MRIdianコバルトシステムは2016年8月に承認を受けている。
MRIdianは放射線治療で世界第3位の規模を持つ日本で承認を受けた最初で唯一のMRIガイド放射線治療システムである。現在、1台目のMRIdianコバルトシステムが東京の国立がん研究センター中央病院(NCC)で治療に使用されており、もう1台は民間の江戸川病院で設置中である。
MRIdian Linac SystemはMRイメージングと線形加速器による放射線照射を一体化し、それによって臨床医は腫瘍、周辺の軟部組織、臓器をリアルタイムで視覚化できる。MRIdianコバルトシステムと同様に、MRIdian Linacは即時適応放射線治療とリアルタイムの追跡を毎日行うことが可能で、治療照射の間と治療の過程を通して発生しうる微妙な解剖学的変化に対応して放射線ビームの照射を動的に調整する。こうした機能の一体化により臨床医に照準精度向上の可能性を提供し、より高い放射線線量の照射が行える。
日本では、同国の3大総合商社の1つである伊藤忠商事㈱がViewRayの代理店である。伊藤忠商事㈱は約40年にわたって日本の重要な医療革新を促進するために、医療事業を重視している。
ViewRayのクリス・A・ラーネス社長兼最高経営責任者(CEO)は「当社のパートナーである伊藤忠商事㈱との協力を通し、日本の臨床医が利用できるMR画像ガイド放射線治療ソリーションが拡大し、今度はMRIdian Linacが加わったことに興奮している。先端医療技術を高く評価する市場である日本でMRIdian Linacが規制当局の承認を受けたことは、このシステムのグローバルな導入の点で重要なマイルストーンである」と述べた。
▽ViewRayについて
ViewRay(R), Inc(Nasdaq:VRAY)はMRIdian(R)放射線治療システムを設計、製造、販売している。MRIdianは先端放射線治療に固有の課題と臨床のワークフローに対応するため、基礎から設計した特許を持つ高解像度MRイメージングシステム上に構築されている。診断放射線医学で使用されるMRシステムとは異なり、MRIdianの高解像度MRは専用設計であり、それは高磁場が放射線ビームと相互作用する際に発生しうるビーム中心軸の偏り、皮膚毒性その他の安全性への懸念を含む特有の課題に対応するためである。ViewRayとMRIdianはViewRay, Inc.の登録商標である。
▽問い合わせ先
Michael Saracen
Vice President, Marketing, ViewRay, Inc.
Phone: +1-408-242-2994
Email: media@viewray.com
ソース:ViewRay, Inc.
(日本語リリース:クライアント提供)
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