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【北京(中国)2018年4月23日新華社=共同通信JBN】中国経済情報社(China Economic Information Service、CEIS)とHaiken Group(HSF)は3月25日、中国南部の海南省の省都である海口で「Xinhua HSF価格指数」を共同発表した。
指数に含まれるのは中国天然ゴム価格指数、コショウ価格指数、ビンロウジ価格指数。
具体的には「Xinhua HSF中国天然ゴム価格指数(Xinhua HSF China Natural Rubber Price Index)」は、現物市場取引データを裏付けにして、ゴムの生産と販売をつなげる中国初の価格指数制度。濃縮ラテックス、ラテックス、混合ゴム、標準ゴムの4副指数で構成する「Xinhua HSF中国天然ゴム価格指数」は、中国のゴム産業の影響力を端的に示す重要な媒体である。
中国を代表する天然ゴムと主要熱帯作物の生産者であるHSFは、369万畝(15畝は1ヘクタール)の天然ゴム園と150万畝の熱帯作物園を持っている。
CEIS副総裁のリュー・ミンシャ氏は「Xinhua HSF価格指数は天然ゴム、コショウ、ビンロウジの価格変動を直観的に示し、産業チェーンの異なる関連での要素価格変動を客観的かつ正確に反映するので、産業界にはオープンで透明性のある価格指針を提供する。指数は生産と流通、加工に携わる関係者が市場価格を十分精確に調査して予測するのを助け、そのようにして関係者は市場を合理的に誘導していく」と述べた。
中国は天然ゴムの生産面積で世界6位、生産では世界5位に位置するが、天然ゴム市場での発言権はまだ持っていない。その1つの理由は中国がこれまで、天然ゴム市場を監視、警告し、また予測することが不十分だったためだと、海南熱帯農業・地域経済研究所(Hainan Research Institute of Tropical Agriculture and Rural Economy)のケ・ユーペン所長は話した。
Xinhua HSF価格指数、特に天然ゴム価格指数の導入は、中国経済と天然ゴム経済の安全保障に多大な好影響を及ぼすと、ケ・ユーペン所長は指摘した。
HSFのヤン・スータオ会長は会議で発言に立ち、HSFがCEISとの協力を広げ、Xinhua HSF価格指数制度の継続的改良と内容強化に務め、国際的に影響力があって信頼度の高い価格指数の確立を目指し、海南経済だけでなく独自の国家熱帯農業モデル地区の新しい成長の中核にHSFを据えていくと強調した。
▽CEISについて
新華社通信の完全子会社であるCEISは、Xinhua Finance、Xinhua Silkroad、Xinhua Credit、上海石油天然ガス取引所(SHPGX)、Xinhua Think Tankという全国規模の5組織を誇る。総合指数を研究、導入、促進、運営する中国初の専門機関として、Xinhua IndicesはXinhua Price Index、Xinhua Theme Index、Xinhua Evaluation Index、Xinhua Finance Indexの4制度の確立に努め、影響力のある一連の商品を開発している。
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ソース:China Economic Information Service (CEIS)
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