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【ランチョコルドバ(米カリフォルニア州)2018年7月16日PRNewswire =共同通信JBN】米国の受諾開発・製造(CDMO)大手メーカーであるAMPAC Fine Chemicals(以下AFC)は16日、韓国SKグループの投資持ち株会社SK Holdings(以下SK)への売却を発表した。この買収は、韓国の医薬産業における最大規模のM&A取引となる。
AFC(Ampac Fine Chemicals)は2014年2月以来、世界的なプライベートエクイティー企業であるH.I.G. Capital(以下H.I.G.)が所有している。AFCはH.I.G.の所有下で、カリフォルニア州ランチョコルドバ施設の製造基盤を拡張して、AMPAC Analyticalsを発足、バージニア州ピーターズバーグにある最新のアートプラント(人工観葉植物専門店)を買収し、その製品パイプラインを強化するとともに、毎年業界をリードする成長を遂げた。
SKは、ユニークな能力、世界クラスの施設、すばらしい評判、優れた社員、大きな成長の可能性を擁するAFCを買収しようとしている。AFCは米国におけるSKの唯一CDMO事業であり、医薬品製造の世界リーダーとして、SKの発展に重要な役割を果たす。
SK Holdingsのチャン・ドンヒョン社長兼最高経営責任者(CEO)は「製薬はSK holdingsの成長の主要な柱の1つであり、AFCの買収は市場の世界的プレーヤーになるという重要な一歩である。AFCの開発および製造能力、優れた規制上の実績は、SKにとって優れた補完となる」と述べた。
AFCのアスラム・マリクCEOは「われわれはSK Holdingsに加わることを喜んでいる。SKとAFCは高度の補完関係にあり、欧州とアジアにはSKの強力なプレゼンスがあって、われわれは世界的な供給チェーンを含めて、より幅広い製品ポートフォリオを顧客に提供することができる。われわれは提携することで、世界の一流のCDMOになるというSKの目標を達成する」と語った。
▽Ampac Fine Chemicals(AFC)について
AFCは米国を拠点とする企業で、製薬およびバイオテクノロジー顧客向けに原薬および登録医薬中間体のプロセス開発、スケールアップ、cGMP商用生産の実証済み能力を備えている。同社の極めて活発な施設と経験豊かなスタッフによって、AFCは商業規模の高エネルギー化合物を安全に生産することができる。AFCのその他テクノロジープラットフォームは、高度活性化化合物、継続的処理、擬似移動床法(SMB法)クロマトグラフィーを使った工業レベルのクロマトグラフィー分離などが含まれる。さらに、AMPAC Analyticalは製薬産業向けに各種試験サービスも提供する。AFCの事業は、カリフォルニア州のランチョコルドバおよびコルドバ&エルドラドヒルズ、テキサス州のラポルト、バージニア州のピーターズバーグにある。同社の詳しい情報は、ウェブサイトwww.ampacfinechemicals.com を参照。
▽SK Holdingsについて
SK Holdingsは、エネルギー・化学薬品、情報・通信、半導体など、さまざまな分野に競争力のある数多くの子会社により、長期的な戦略投資を実行することによって同社ポートフォリオの価値を強化し続けている。SK Holdingsはさらに、安定した財政に基づく高収益かつ実践的な経営を通じて成長基盤を強化するとともに、新しい将来的成長が見込める企業に投資することによって、企業価値を高めることに注力している。同社の詳しい情報は (リンク ») を参照。
ソース:AMPAC Fine Chemicals
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E-mail: afcbusdev@apfc.com
Website: www. ampacfinechemicals.com
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