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【シアトル2018年7月26日PR Newswire=共同通信JBN】世界有数のコンサルティング&アクチュアリー会社、ミリマン(Milliman, Inc)は25日、アジア14市場の生命保険会社に対する規制の現状に関する洞察力のある分析を提供する最新報告書「Regulatory diversity across Asia(アジアの規制の多様性)」を発表した。この先駆的な報告書はブルネイ、中国、香港、インド、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、スリランカ、台湾、タイ、ベトナムの生保規制を分析している。
ミリマンのプリンシパル兼コンサルティングアクチュアリー、ポール・シノット氏は「当社はアジア全域の保険業者と協力しており、その多くは複数の市場にまたがって事業を展開している。いろいろな司法管轄圏で異なる規則や順守要件があり、アジア全域の進化する生保規制環境の簡明な一覧の必要性が明らかにあった。当社は単一の参考資料として役立つミリマン報告書の作成を決めた。当社の顧客や業界に有益なことがはっきりすると期待している」と述べた。
アジアの市場は発展段階が異なるため、ミリマンは変化する規制環境の分析を定期的に改訂する予定である。
アジア報告書の重要な所見は次の通り:
*アジアの市場は依然として「細則主義」である(対照は「原則主義」)。詳細な規則、規定が業界のさまざまな局面を管理している。
*規制当局は顧客保護や契約者の合理的期待(PREs)に沿っているかなどの領域を調べることが増えているが、こうした領域はアジア市場の多くではまだ初期段階である。
*アポインテッドアクチュアリー・チーフアクチュアリー制度や取締役会委員会の役割を通じた統治環境の強化がますます重視されている。
*リスクベース資本(RBC)管理体制の採用と、すでに採用されたところではその枠組みの強化を目指す明白な傾向がある。
報告書のコピーは次でダウンロードできる: (リンク »)
▽ミリマンについて
ミリマンは保険数理および関連商品・サービスの世界有数のプロバイダーである。医療・損害保険、生命保険、金融サービス、従業員福利厚生のコンサルティング業務を行っている。1947年創設のミリマンはアジア・中東の複数の事務所を含め、世界の主要都市にオフィスを構える独立系企業である。詳細は (リンク ») を参照。
ソース: Milliman, Inc.
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